開催報告 公開ワークショップ「多様性を生かしたまちづくりと防災」

意見交換をする参加者の写真
意見交換をする参加者

平成26年9月13日(土曜日)に仙台国際センターにて、国際交流基金と仙台国際交流協会の共催により、公開ワークショップ「多様性を生かしたまちづくりと防災~インターカルチュラル・シティを参考に~」が開催されました。本事業は、6月にフランス・ストラスブールで開催され、仙台国際交流協会の菊池哲佳氏、多文化共生リソースセンター東海の土井佳彦氏にご参加いただいた欧州評議会主催の国際会議「多様な社会における住民保護と防災」の報告会です。

菊池氏、土井氏からストラスブールでの発表内容や収穫についてお話しいただき、明治大学の山脇啓造教授からは欧州評議会が進めている都市政策プログラム「インターカルチュラル・シティ」や、ダイバーシティをキーワードに活動する国際的ネットワークについてお話いただきました。

国境を越えた人の移動が活発化する中で、災害時に多様なバックグランドを持った住民の安全をいかに確保するのか。移民・難民の受入に関する歴史と経験を有する欧州においても、この点はほぼ手付かずの分野だと言われています。

ストラスブールの会議で外国人住民に対する災害時の情報提供やそのツールについて発表した土井氏は「ここまで具体的なツールを持っているのは日本ならではで、『大変参考になった』との意見をもらった」と話されていました。東日本大震災の経験を踏まえて仙台市実践事例を紹介した菊池氏は、「『マニュアル作成も大事だが、マニュアルが機能しなくなるのが災害であり、平時からのネットワーキングが重要』という意見が欧州の参加者に受け入れてもらえたことが嬉しかった」と、日欧の取り組みは違うものの分かり合える点も多くあったと振り返っていました。

自治体やNPOなどで多文化共生に携わる専門家ら約30名にご参加いただき、講演後はグループに分かれて活発な意見交換が行われました。

[お問い合わせ]

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)
日本研究・知的交流部 欧州・中東・アフリカチーム
電話:03-5369-6071 ファックス:03-5369-6041 /inculjpf.go.jp
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