日本研究フェローセミナー
「翻訳」の壁を越える

今回のセミナーでは米国の大学の博士課程に在籍し、日本をテーマとした論文執筆に取り組む二人の研究者が、自身の研究報告に加えて、日本語が母語ではない外国人として日本研究を行う中で直面した「説明または翻訳できない日本語」により生じた研究の難しさについて話します。日本語の曖昧さが生む研究の難しさは、多くの外国人研究者が感じている興味深い共通課題と思われますので、日本研究に携わる多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。

日時 2016年2月25日(木曜日) 14時~15時30分
会場 国際交流基金 本部2階 JFICスペース[けやき]
住所:東京都新宿区四谷4-4-1 アクセス
使用言語 英語(通訳はありません)
定員 30名
お申し込み どなたでもご参加いただけます。ご参加を希望される方は、2016年2月24日(水曜日)までにお名前、所属先、連絡先(電話番号、ファックスまたはメールアドレス)をページ下の[お問い合わせ]にある日本研究・知的交流部(担当:宮﨑)までご連絡ください。Eメールによる連絡の際は、標題に【「翻訳」の壁を越える】と明記していただきますようお願い致します。
プログラム

講演1
ポーラ・カーティス(Paula R. Curtis) ミシガン大学 歴史学部 博士課程
「中世後期における真継家の鋳物師「支配」: 言葉の翻訳・解釈問題を中心に」
中世の鋳工社会を通じて16世紀の日本社会を歴史的に分析する。

講演2
デイビッド・ボイド(David Boyd) プリンストン大学 東アジア研究学部 博士課程
「文壇とは何か」
翻訳の難しい「文壇」というテーマを通して、日本文学界の制度を研究する。

お問い合わせ 国際交流基金(ジャパンファウンデーション)
日本研究・知的交流部 企画調整・米州チーム
担当:宮﨑
電話:03-5369-6069 ファックス:03-5369-6041
Eメール:americas@jpf.go.jp
(メールを送る際は、全角@マークを半角@マークに変更してください。)
What We Do事業内容を知る