北京日本学研究センター事業

次のキャプションに紹介された教授を囲む集合写真(2019年3月 国際化ワークショップ)
ベレーナ・ブレヒンガー=タルコット ベルリン自由大学教授(副学長)、郭連友 中国側主任教授(当時)、園田茂人 日本側主任教授を囲んで(2019年3月 国際化ワークショップ)

北京日本学研究センターは、中国における日本語・日本研究、日本との交流に携わる人材の養成を目的として、1979年の大平正芳総理(当時)と華国鋒総理(当時)の合意に基づいて1980年に設立された「日本語研修センター」(通称「大平学校」)の後を受け、国際交流基金(JF)および中国教育部双方の協議により85年に開設されました。現在は北京外国語大学及び北京大学の2か所において実施しています。

JFは同センターの運営に協力し、日本研究の専門家の派遣、大学院生等の日本への招へいを実施しているほか、運営経費支援、各種刊行物出版支援、教材・研究用図書・機材の寄贈等を通して、同センターの研究・教育環境を整備しています。

1.北京外国語大学実施分(北京日本学研究センター)

日本語学、日本語教育学、日本文学、日本文化、日本社会、日本経済の6専攻の大学院修士課程を設置しています。
国際交流基金(JF)は修士課程・博士課程それぞれに、日本の指導教官のもとで論文執筆のための資料収集・文献調査を行う訪日研究の機会を提供しています。

修士33期生訪日研究中間報告会の集合写真
修士33期生訪日研究中間報告会にて(2019年6月)

また近年は、同センターを日本研究の国際的なネットワークに位置づける取り組みとして、 第三国を交えた国際ワークショップの実施や国際学会への参加などの学術交流を支援しています。

ベレーナ・ブレヒンガー=タルコット教授(上から2段目一番左)と園田茂人 日本側主任教授(一段目一番右)による博士課程向けオンライン国際化ワークショップ(2021年3月)の写真
ベレーナ・ブレヒンガー=タルコット教授(上から2段目一番左)と園田茂人 日本側主任教授(一段目一番右)による博士課程向けオンライン国際化ワークショップ(2021年3月)

これまでこのセンターで養成された学生数は以下のとおりです(2021年8月現在)。

  • 大学院修士課程 36期生まで952名
    (うち修士学位取得者 34期生まで829名)
  • 国費留学博士課程 22期生まで79名(2011年終了)
  • 北京日本学研究センター博士課程 21期生まで127名
    (うち博士学位取得者 93名)

なお、本事業での教育支援のため、JFはこれまでのべ770名の専門家を同センターに派遣しています(2021年8月現在、オンライン講義含む)。

2.北京大学実施分(現代日本研究センター)

現代日本の経済、行政、産業、社会等の現状や諸制度、政策形成過程などに関する正確な知識と専門的知見を備えた中国人専門家・研究者を養成することを目的として、1990年に北京大学に「現代日本研究コース」を設置しました。2005年には、現在の「現代日本研究センター」に改称するとともに、北京大学社会科学系研究科に所属する博士課程の学生のみを対象とした1年間のコースとし、より高いレベルでの教育、研究成果を目指すものに変更しました。

博士第16期 開講式(2020年10月)の写真
博士第16期 開講式(2020年10月)

現代日本研究センターにおける講義は、国際交流基金(JF)より派遣される10名程度の日本人専門家(大学教授、行政官などの有識者)および北京大学を中心とする中国側教授によって行われています。また、実際の日本社会に触れることにより、さらに日本に対する理解を深める目的で、2週間の訪日研修を行っています。
これまで、社会人・北京大学大学院生合わせて計618名が本コースを受講・修了しました。また、JFはのべ321名の日本人専門家を派遣しています(2021年8月現在、オンライン講義含む)。

北京大学現代日本研究センター設立30周年記念講演会(2020年12月)
センター卒業生と歴代の日中教授陣が出席の写真
北京大学現代日本研究センター設立30周年記念講演会(2020年12月)
センター卒業生と歴代の日中教授陣が出席

博士第16期学術研究討論会(2020年12月)
北京大学・南開大学・復旦大学による三大学フォーラムに向けて発表準備の集合写真
博士第16期学術研究討論会(2020年12月)
北京大学・南開大学・復旦大学による三大学フォーラムに向けて発表準備

博士第16期オンライン特別研修(2021年7月)京都大学大学院生とSDGsについてディスカッションの写真
博士第16期オンライン特別研修(2021年7月)
京都大学大学院生とSDGsについてディスカッション

[お問い合わせ]

国際交流基金(JF)
日本研究・知的交流部 アジア・大洋州チーム
Eメール:asiaoceania@jpf.go.jp
(メールを送る際は、全角@マークを半角に変更してください。)

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