米国若手日本語教員(J-LEAP)派遣事業
米国若手日本語教員(J-LEAP)とは?
米国若手日本語教員(J-LEAP)は、2010年の日米首脳会談で合意された日米同盟深化の柱の1つである 日米間の文化・人材交流と、金融危機以来予算削減の危機に面している米国日本語教育への支援を強化するため、海外の教育現場で研鑽を積む意欲のある若手日本語教員を米国の日本語教育機関等に派遣する事業です。派遣者は受入機関の日本語教師(リードティーチャー)とチームティーチングを行い、授業、教材・カリキュラム作成、宿題・テスト評価等の補助活動を行うほか、受入機関や地域における日本文化・社会理解促進に関する活動を行います。
主な活動内容
派遣先では、アシスタントティーチャーとして主に受入機関(米国の小・中学校、高校)での活動に加え、周辺地域での日本語教育や日本文化理解のための支援を行います。
派遣校での活動
- リードティーチャーとのチームティーチング
- 教材やカリキュラムの作成
- 宿題作成や採点業務
- 派遣校での日本文化や社会に関するプレゼンテーション
- 派遣校の日本語クラブ等の運営や日本イベントの企画
- 日本語授業の事務的補助 等
地域での活動
- 日本語教育や日本文化理解促進のための各種イベントの企画や運営
- ・地域の日本祭でのアクティビティ企画や運営
- ・地域図書館での日本語教室や日本文化イベント
- ・日本語イマージョンキャンプでのインストラクター 等
- 日本語教育促進のための他校訪問 等
※具体的な活動内容は派遣先地域や受入機関により異なります
充実した研修プログラム
J-LEAPでは米国赴任前から派遣中に至るまで、様々な研修を行っています。
米国での生活に関するオリエンテーションから、米国でもトップクラスの講師陣によるレッスンプラン作り等の、 より専門的な内容まで様々な知識の習得が可能です。
派遣前研修
米国の教育制度やアシスタントティーチャーの役割を学ぶ研修や現地生活に関するオリエンテーション 等
着後研修
米国での日本語教育の考え方や基礎理論に関する研修やリードティーチャーとのグループワーク、デモレッスン 等
サイトビジット
プログラム専任講師による受入機関での授業視察や現場指導
フォローアップ・継続研修
現場での経験を生かしたケーススタディや事例共有、より専門的なレッスンプラン作りやクラスマネジメント習得のための研修 等
求められるスキルや経験
J-LEAPでは若手日本語教師のポテンシャルと現地活動を通じての成長を重視し、応募にあたって日本語教授歴は問いません。ただし、リードティーチャーとともに業務を行う上で、以下のスキルや経験を重視しています。
- コミュニケーション能力、柔軟性、積極性に富み、他者と協力的に業務遂行ができること
- 受入機関の日本語教育の活性化及び己の日本語教授能力の向上に意欲的であること
- 受入機関のスケジュール、イベント開催等による休日における活動要請に柔軟に対応できること
- 日米文化交流に興味があり、対日理解促進に貢献できること 等
※詳細な応募資格は公募開始時に本ページに掲載される募集要項をご確認ください
J-LEAP年間スケジュール
※詳細なスケジュールは募集要項をご確認ください
J-LEAP活動報告書
- 11期生(2022年~派遣中)
- 10期生(2021年~2022年)
- 9期生(2019年~2021年)
- 8期生(2018年~2020年)
- 7期生(2017年~2019年)
- 6期生(2016年~2018年)
- 5期生(2015年~2017年)
- 4期生(2014年~2016年)
- 3期生(2013年~2015年)
- 2期生(2012年~2014年)
- 1期生(2011年~2013年)
公募情報
関連リンク
外部メディアによるJ-LEAP関連記事
- Homer-Glen Lockport, IL(イリノイ州ロックポート市新聞社)11期小野田英明派遣に関する記事
- AATJ(全米日本語教育学会) ニュースレター2017年11月号【PDF:1.27MB】
※該当箇所はP19~P22
基金関連ページ
その他
- J-LEAPer Records (J-LEAP経験者による米国での活動内容や生活準備等に関する情報をまとめた自主制作サイト)
- J-LEAP4期生ブログページ
※上記サイトの掲載情報は、プログラム参加者個人の経験や考えに基づくもので、国際交流基金の見解ではありません。
[お問い合わせ]
国際交流基金(JF)
日本語第1事業部
事業第2チーム 米国若手日本語教員(J-LEAP) 公募担当
Eメール:jfkouza@jpf.go.jp
(メールを送る際は、全角@マークを半角に変更してください。)