インドネシア現代版画展 Contemporary Indonesian Prints

展覧会

インドネシア現代版画展のチラシ画像

1970年代以降のインドネシア現代美術の発展を、バンドゥン工科大学出身作家を中心に版画作品で概観した展覧会。まとまった形でインドネシアの現代版画が展示されるのは日本では初の試みでした。当初はポスターなどの政治的プロパガンダに用いられることの多かった版画は、大学レベルの美術学校がインドネシア国内で設立されるのに伴い自由な表現手段へと移行。本展でもエッチング、木版画、シルクスクリーンといった技法の多様性を持ち、具象/抽象、単色/多色などバラエティに富んだ15作家による45点が展示されました。

データ
会期・会場
(東京)
1991年2月9日~24日
国際交流基金アセアン文化センター・ギャラリー
(津) 1991年5月10日~6月16日
三重県立美術館
(函館) 1991年11月10日~12月8日
北海道立函館美術館
キュレーター スティアワン・サバナ(バンドゥン工科大学版画教室長、版画家)
アーティスト アブドゥル・ジャリル・ピロウス、アンダン・スプリハディ、エディ・スナルヨ、フィルマン、ハルヤディ・スアディ、カブール・スアディ、M・ドウィ・マリアント、モフタル・アピン、ルスマディ、スティアワン・サバナ、スカムト、スナルヨ、タルシシウス・スタント、ティスナ・サンジャヤ、ヨハネス・エカ・スプリハディ
主催 (東京)
国際交流基金アセアン文化センター
(津)
三重県立美術館、国際交流基金アセアン文化センター
(函館)
北海道立函館美術館、国際交流基金アセアン文化センター

カタログ

インドネシア現代版画展のカタログ表紙画像

インドネシア現代版画展
Indonesia gendai hanga ten
古市保子|フルイチ ヤスコ [編]
Edited by Furuichi Yasuko

  • 出版地:出版者
    東京:国際交流基金アセアン文化センター
  • 発行年
    1991年
  • ページ数
    54p
  • サイズ
    30cm
  • 言語
    日本語 (jpn)、英語 (eng)
  • NCID
    BN10237679

【目次】

p3 ごあいさつ
主催者
p5 インドネシア現代美術の誕生
サネント・ユリマン(バンドン工科大学美術デザイン学部講師)
p10 インドネシアの現代版画
スティアワン・サバナ(版画家)
p12 カラー図版
p21 カタログ(作家別)
p52 作品リスト
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