アジアのキュビスム─境界なき対話 Cubism in Asia: Unbounded Dialogues
展覧会
キュビスムとはピカソらによって始められた芸術の革新運動で、幾何学的な線と面で構成された絵画でよく知られています。展覧会では、この20世紀初頭に起こった、西欧モダニズムの本流といえるキュビスムと出合った時、アジアの作家たちがどのような影響を受けたのかを問いながら、アジアの近代美術の在り方を再考しました。
東京国立近代美術館、韓国国立現代美術館、シンガポール美術館の3館での展示で目指したのは、一運動としてのキュビスムを通じて国を越えてアジアの「近代」捉え直すということです。日本国内の美術館で紹介されることがほとんどなかったスリランカの近代美術を含め、11カ国(中国、インド、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、フィリピン、シンガポール、スリランカ、タイ、ベトナム)の約120点の作品は、国という枠を解体してテーマ別に展示されました。
静物画に注目した「テーブルの上の実験」、美術の近代化を推し進める戦略としてのキュビスムのあり方を考えた「キュビスムと近代性」、裸婦像や群像、自画像を集めた「身体」、各国で独自に発展したキュビスムのあり方を見つめた「キュビスムと国土(ネイション)」という、4つのテーマ(セクション)による構成で、アジアの近代美術の在り方を再検証しました。
会期・会場 (東京) |
2005年8月9日~10月2日 |
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東京国立近代美術館 | |
(ソウル) | 2005年11月11日~2006年1月30日 |
徳壽宮美術館(韓国国立現代美術館分館) | |
(シンガポール) | 2006年2月18日~4月9日 |
シンガポール美術館 | |
キュレーター | 建畠晢(国立国際美術館館長) 後小路雅弘(九州大学大学院人文科学研究院教授) 林道郎(上智大学比較文化学部助教授) 松本透(東京国立近代美術館企画課長) 三輪健仁(東京国立近代美術館研究員) 古市保子(国際交流基金芸術交流部造形美術課専門員) チェ・ウンジュ|崔銀洙(韓国国立現代美術館学芸研究室長) キム・インヘ|金仁恵(韓国国立現代美術館学芸員) アフマド・マシャディ(シンガポール美術館主任学芸員) ジョイス・ファン(シンガポール美術館学芸員) |
アーティスト | (中国) 陳福善|ルイス・チャン、黄鋭|ファン・ルイ、李樺|リー・フア、林風眠|リン・フォンミェン、播(学)昭|パン・シュエチャオ、播業|パン・イエ、曲磊磊|チュ・レイレイ、朱沅芷|ユン・ジー、趙獣|ヂャオ・ショウ (インド) ナーラヤン・シュリンダル・ベンドレ(N・S・ベンドレ)、ラーム・クマール、ラビン・モンダル、ジャハンギール・サバワラ、フランシス・ニュートン・スーザ(F・N・スーザ)、K・G・スブラマニヤン、ガガネンドラナート・タゴール (インドネシア) アフマッド・サダリ、ブット・モフタル、グレゴリウス・シダルタ(G・シダルタ)・スギヨ、ハンドリオ、モフタル・アピン、ポポ・イスカンダル、スリハディ・スダルソノ、スジャナ・ケルトン (日本) 普門暁、今西中通、川口軌外、古賀春江、黒田重太郎、三岸好太郎、三上誠、岡本唐貴、坂田一男、里見勝蔵、住谷磐根、東郷青児、鶴岡政男、矢部友衛、山田正亮、山本敬輔、萬鉄五郎 (韓国) 邊永園|ビョン・ヨンウォン、具本雄|グ・ボヌン、河麟斗|ハ・インドゥ、咸大正|ハム・デジュン、韓默|ハン・ムク、朱慶|ジュ・ギョン、金基昶|キム・ギチャン、金洙|キム・ス、金煥基|キム・ファンキ、朴崍賢|パク・レヒョン、朴泳善|パク・ヨンソン (フィリピン) アン・キューコック、アニタ・マグサイサイ=ホー、セサル・レガスピ、ヴィセンテ・マナンサラ、ガロ・B・オカンポ、ヘルナンド・R・オカンポ、ネナ・サギール、ロメオ・タブエナ (シンガポール / マレーシア) チェン・ウェンシィ|陳文希、チョン・ソーピン|鐘泗賓、チィア・ユーチエン|戴玉謙、チュア・ティエンティン|蔡天定、ホー・カーベン|何啓明、ラティフ・モヒディン、リン・ハクタイ|林学大、サイド・アハマド・ジャマル、タイ・ホイキィ|戴恵吉、ツァイ・ホンチョン|蔡洪鐘 (スリランカ) ジョージ・キート (タイ) タワン・ダッチャニー、フア・ハリピタック、タワィー・ナンタクワーン、プラソン・パットマヌート、サワディ・タンティスック、ソンポート・ウッパイン (ベトナム) タ・ティ |
主催 | 国際交流基金、東京国立近代美術館、韓国国立現代美術館、シンガポール美術館 |
協賛 | (シンガポール) シンガポール日本商工会議所 |
協力 | (東京) 日本航空 (シンガポール) MediaCorp TV12 Arts Central、Clear Channel、Helutrans Artmove、SMRT Media、Suntec Singapore International Convention & Exhibition Center |
助成 | (ソウル) 韓国国際交流財団 |
関連プログラム | (東京) トークイベント2005年8月27日 / 東京国立近代美術館講堂 / 講師= 中村一美、松本透 トークイベント2005年9月17日 / 東京国立近代美術館講堂 / 講師= 木下長宏、林道郎 (ソウル) 国際シンポジウム:「20世紀のアジア美術」 2005年11月19日 / 韓国国際交流財団文化センター / パネリスト= ジョイス・ファン、パトリック・D・フローレス、アグン・フジャトニカジュノン、金英那、ルビナ・カローデ、五十殿利治 (シンガポール) 国際シンポジウム 2006年3月25、26日 / シンガポール美術館 / パネリスト= パトリック・D・フローレス、T・K・サバパシー、ジョイス・ファン、林道郎、R・シヴァ・クマール、アフマド・マシャディ、ジム・スパンカット、後小路雅弘、C・J・ウィー・ワンリン |
注記 | 日韓友情年2005事業 |
リンク | 国際交流基金ウェブサイトアーカイブページ 東京国立近代美術館アーカイブ |
カタログ (東京展)
アジアのキュビスム─境界なき対話
Ajia no kyubisumu—Kyokai naki taiwa
東京国立近代美術館|トウキョウ コクリツ キンダイ ビジュツカン、国際交流基金|コクサイ コウリュウ キキン [編]
Edited by The National Museum of Modern Art, Tokyo; The Japan Foundation
- 出版地:出版者
東京:東京国立近代美術館、国際交流基金
- 発行年
2005年
- ページ数
296p
- サイズ
30cm
- 言語
日本語 (jpn)、英語 (eng)
- NCID
BA72911834
【目次】
p4 | ごあいさつ | |
p10 | 序論アジアのキュビスム | |
p17 | 第1章テーブルの上の実験 | |
p18 | オン・ザ・テーブル─静物の実験 | |
p26 | Section1テーブルの上の楽器 | |
p29 | コラム1「物語る」ための「フィールド」 | |
p30 | Section2静物としての人体 | |
p32 | Section3果物の歌 | |
p34 | Section4–1キュビスムを通過して─グリッド | |
p36 | Section4–2キュビスムを通過して─アラベスク | |
p38 | Section4–3キュビスムを通過して─フィルター | |
p40 | Section5新生活の象徴:中国の木版画 | |
p43 | 第2章キュビスムと近代性 | |
p44 | 「複数の近代性」の交渉─アジア美術におけるキュビスムとの出会い | |
p50 | Section1「大都市(メトロポリス)」と「国際都市(コスモポリス)の理想」 | |
p55 | コラム2国際都市─東京・上海・シャンティニケタン | |
p56 | Section2都市の碁盤目(グリッド)、新たな現実 | |
p59 | コラム3留学のかたち | |
p60 | Section3機械時代(マシーン・エイジ)の反響 | |
p63 | テーマ1キュビスムと戦争 | |
p69 | 第3章身体 | |
p70 | キュビスムにおける身体 | |
p76 | Section1キュビスムの裸婦 | |
p80 | Section2キュビスムの語法 | |
p84 | Section3キュビスムと音楽 | |
p85 | Section4ジョージ・キートの鏡の像 | |
p86 | Section5キュビスムの女性像 | |
p89 | コラム4外国人教師 | |
p90 | Section6キュビスムの自画像 | |
p91 | テーマ2母と子 | |
p97 | 第4章キュビスムと国土(ネイション) | |
p98 | ネイション─国民の創生 | |
p104 | Section1歴史 | |
p106 | Section2伝統的な形式とモダニズム | |
p108 | Section3農村の暮らし | |
p110 | Section4都会の暮らし | |
p111 | Section5「ふるさと」を探して | |
p114 | Section6土地固有の風物 | |
p116 | Section7海の道 | |
p118 | コラム5ピカソ─1940年代から50年代のアジア諸国における受容 | |
p120 | Section8キュビスム・抽象表現主義とカリグラフィ | |
p122 | テーマ3崇高なもの、神聖なものを案出する | |
p129 | キュビスム受容史(各国編) | |
p130 | 中国のキュビスム | |
p134 | アジアのキュビスム─インドの場合 | |
p138 | 自律性のイメージ─1950年代および60年代におけるインドネシアのキュビスム絵画をめぐる諸問題 | |
p142 | キュビスムと日本 | |
p146 | 韓国におけるキュビスム | |
p150 | 一見したところ、キュビスム | |
p154 | マレーシアとシンガポールにおける近代美術の展開とキュビスムとの関わり | |
p158 | スリランカ美術におけるキュビスムの記号/語法の「存在」 | |
p162 | タイのキュビスム─キュビスムから抽象美術へ | |
p167 | 作家略歴 | |
p187 | 用語解説 | |
p194 | 参考文献 | |
p202 | Introduction: Cubism in Asia | |
p206 | Chapter 1On the Table | |
p206 | On the Table: Experiments on Still Lifes | |
p210 | Section 1Musical Instrument on the Table | |
p211 | Section 2A Portrait Seen as a Still Life | |
p211 | Section 3The Melody of Fruit | |
p212 | Section 4–1Through Cubism—The Grid | |
p212 | Section 4–2Through Cubism—The Arabesque | |
p213 | Section 4–3Through Cubism—The Filter | |
p213 | Section 5The Symbol of New Life—The Chinese Woodblock Print | |
p215 | Chapter 2Cubism and Modernity | |
p215 | Negotiating Modernities: Encounters with Cubism in Asian Art | |
p218 | Section 1The Metropolis and the Cosmopolitan Ideal | |
p219 | Section 2Urban Grid, New Realities | |
p219 | Section 3Reflections on the Machine Age | |
p221 | Theme 1Cubism and War | |
p224 | Chapter 3Body | |
p224 | The Body in Cubism | |
p227 | Section 1The Nude in Cubism | |
p227 | Section 2The Cubist Idioms | |
p228 | Section 3Cubism and Music | |
p228 | Section 4The Mirror Image of George Keyt | |
p228 | Section 5The Female Image in Cubism | |
p229 | Section 6The Self-Portrait in Cubism | |
p230 | Theme 2Mother and Child | |
p232 | Chapter 4Cubism and Nation | |
p232 | The Birth of a Nation | |
p235 | Section 1History | |
p235 | Section 2Traditional Form and Modernism | |
p236 | Section 3Life in the Farming Villages | |
p236 | Section 4Life in the City | |
p236 | Section 5In Search of a “Spiritual Home” | |
p237 | Section 6Native Scenes and Manners | |
p237 | Section 7Sea Transport | |
p237 | Section 8Cubism, Abstract Expressionism, and Calligraphy | |
p239 | Theme 3Devising the Divine and the Sacred | |
p241 | Column | |
p241 | Column 1The “Field” for “Storytelling” | |
p241 | Column 2Cosmopolis: Tokyo/Shanghai/Santiniketan | |
p242 | Column 3Forms of Studying Abroad | |
p242 | Column 4Foreign Teachers | |
p243 | Column 5Picasso: Reception in Asian Countries in 1940s–1950s | |
p246 | Reception of Cubism | |
p246 | Overview of Cubism in China | |
p248 | Cubism in Asia—The Indian Example | |
p251 | Image of Autonomy: Problems of Cubist Painting in Indonesia in the 1950s and 1960s | |
p254 | Cubism and Japan | |
p256 | Cubism in Korea | |
p259 | Apparently, Cubism | |
p261 | Modern Art Developments in Malaysia and Singapore and Engagements with Cubism | |
p263 | A Survey on the “Presence” of Cubist Sign/ Idiom in Sri Lankan Art | |
p265 | Cubism in Thailand: From Cubism to Abstract Art | |
p268 | Biographies of Artists | |
p280 | Glossary | |
p286 | 出品リスト / List of Exhibitions | |
付録 | アジアのキュビスム年譜:アジアには100人のピカソがいる |
カタログ (ソウル展)
Cubism in Asia: Unbounded Dialogues
아시아 큐비즘: 경계없는 대화
キム・インヘ|金仁恵[編]
Edited by Kim Inhye
- 出版地:出版者
ソウル:韓国国立現代美術館
東京:国際交流基金 - 発行年
2005年
- ページ数
288p
- サイズ
30cm
- 言語
韓国語 (Kor)、英語 (eng)
カタログ (シンガポール展)
Cubism in Asia: Unbounded Dialogues
亚洲立体主义绘画, 越界对话
シンガポール美術館|シンガポール ビジュツカン[編]
Edited by Singapore Art Museum
- 出版地:出版者
シンガポール:シンガポール美術館
- 発行年
2006年
- ページ数
276p
- サイズ
30cm
- 言語
中国語 (chi)、英語 (eng)
- ISBN
9810551584
シンポジウム(東京)
国際シンポジウム2005
アジアのキュビスム International Symposium 2005
Cubism in Asia: Unbounded Dialogues
実証的な美術史研究の成果を踏まえつつ、より広範な視野からキュビスムという様式と思想を2日間にわたり再検証。一運動の実態の紹介に留まらず、その背景をなす社会的、文化的な問題を討議し、アジアにおける西洋モダニズムの受容史を多面的に考察しました。同時に、米国やメキシコを含む9カ国の研究者が一堂に会すことで、これまで個別の地域ごとになされてきた近代美術史の研究を、総合的に捉え直す機会となりました。
開催日時 |
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会場(東京) | 国際交流基金フォーラム | ||||
主催 | 国際交流基金 | ||||
リンク | 国際交流基金ウェブサイトアーカイブページ |
【プログラム】
第1日目 2005年9月10日
10時30分~10時40分 | 主催者挨拶 | |
10時40分~11時 | 基調報告なぜキュビスムか | |
11時~13時30分 | セッション1メトロポリス / トランス・ナショナリズム | |
発表 | 1. 1930年代日本におけるキュビスム評価─モダニズム、アカデミズム、アメリカ | |
2. 「東洋のパリ」のキュビスム | ||
3. 「アジアのキュビスム」の言説的空間 | ||
討論(質疑応答を含む) | ||
14時30分~17時30分 | セッション2脱-植民地化状況 | |
発表 | 1. 第三の場における美術と文化─インドネシアの場合 | |
2. 人民の半透明な軌跡─フィリピンのキュビスムに見る農民とプロレタリア | ||
3. 南洋モダニズム─複数の理想主義の狭間で | ||
討論(質疑応答を含む) |
13時~15時 | セッション3身体 / ジェンダー / 色彩 / 装飾 | |
発表 | 1. 「アジアのキュビスム」に見る女性の描き方 | |
2. 女性表象と、想像上の権力 | ||
3. アジアによるキュビスム的肉体の獲得:「第二の故郷」 | ||
討論(質疑応答を含む) | ||
15時30分~17時30分 | セッション4ナラティヴ / 神話 / 宗教 | |
発表 | 1. アジアのキュビスムと「物語」 | |
2. 革命後のメキシコ美術に見るキュビスムの美学・叙述戦略 | ||
3. ナラティヴなキュビスム | ||
討論(質疑応答を含む) | ||
17時30分~18時 | 全体のまとめ | |
報告書 (シンポジウム:東京)
国際シンポジウム2005「アジアのキュビスム」報告書
Kokusai shimpojiumu 2005 “Ajia no kyubisumu” hokokusho
古市保子|フルイチ ヤスコ [編]
Edited by Furuichi Yasuko
- 出版地:出版者
東京:国際交流基金
- 発行年
2006年
- ページ数
400p
- サイズ
21cm
- 言語
日本語 (jpn)、英語 (eng)
- NCID
BA75577193
【目次】
p2 | 「アジアのキュビスム・プロジェクト」とシンポジウム | |
p5 | Cubism in Asia Project and the Symposium | |
p11 | カラー図版 | |
p15 | シンポジウム | |
p16 | はじめに | |
p20 | プログラム | |
p29 | 基調報告なぜキュビスムか | |
p39 | セッション1メトロポリス / トランス・ナショナリズム | |
p40 | 1930年代日本におけるキュビスム評価─モダニズム、アカデミズム、アメリカ | |
p45 | 「東洋のパリ」のキュビスム | |
p54 | 「アジアのキュビスム」の言説的空間 | |
p65 | 討論 | |
p79 | セッション2脱–植民地化状況 | |
p80 | 第三の場における美術と文化─インドネシアの場合 | |
p91 | 人民の半透明な軌跡─フィリピンのキュビスムに見る農民とプロレタリア | |
p99 | 南洋(ナンヤン)モダニズム─複数の理想主義の狭間で | |
p112 | 討論 | |
p131 | セッション3身体 / ジェンダー / 色彩 / 装飾 | |
p132 | 「アジアのキュビスム」に見る女性の描き方 | |
p135 | 女性表象と、想像上の権力 | |
p141 | アジアによるキュビスム的肉体の獲得:「第二の故郷」 | |
p150 | 討論 | |
p165 | セッション4ナラティヴ / 神話 / 宗教 | |
p166 | アジアのキュビスムと「物語」 | |
p171 | 革命後のメキシコ美術に見るキュビスムの美学・叙述戦略 | |
p177 | ナラティヴなキュビスム | |
p180 | 討論 | |
p193 | 全体のまとめ | |
p201 | Keynote SpeechWhy Cubism? | |
p211 | Session 1Metropolis/Transnationalism | |
p212 | The Reputation of Cubism in 1930s Japan: Modernism, Academism, and America | |
p217 | Cubism in the Paris of the East | |
p226 | The Discursive Space of “Asian Cubism” | |
p236 | Discussion | |
p247 | Session 2Postcolonial Situation | |
p248 | Art and Culture in the Third Space: The Case in Indonesia | |
p258 | Translucent Traces of People: Peasant and Proletariat in Philippine Cubism | |
p266 | Nayang Modernism: Between Idealisms | |
p278 | Discussion | |
p295 | Session 3Body / Gender / Color / Decoration | |
p296 | Representation of Women in “Cubism in Asia” | |
p299 | Representation of Women and Imaginary Power | |
p304 | Asian Possessions of the Cubist Body: “Home from Home” | |
p312 | Discussion | |
p325 | Session 4Narrative / Myth / Religion | |
p326 | Asian Cubism and “Narrative” | |
p331 | Cubist Aesthetics and Narrative Strategies in Postrevolutionary Mexican Art | |
p337 | Narrative Cubism | |
p339 | Discussion | |
p350 | Wrap-up | |
p357 | シンポジウムを終えて | |
p358 | メトロポリス / トランス・ナショナリズム 私たちはキュビスムとどう出会ったのか | |
p360 | 脱–植民地化状況 | |
p363 | 身体 / ジェンダー / 色彩 / 装飾 | |
p365 | ナラティヴ / 神話 / 宗教 | |
p368 | Reflecting on the Symposium | |
p368 | Metropolis/Transnationalism: “How We Encountered Cubism” | |
p370 | Postcolonial Situation | |
p373 | Body / Gender / Color / Decoration | |
p376 | Narrative / Myth / Religion | |
p379 | パネリスト・プロフィール | |
p384 | Panelists' Profiles | |
p389 | 「アジアのキュビスム」プロジェクト | |
p393 | Cubism in Asia Project |
【PDF】
国際シンポジウム2005「アジアのキュビスム」報告書
- 表紙~33ページ【PDF:13.6MB】
- 34~59ページ【PDF:11.05MB】
- 60~66ページ【PDF:8.89MB】
- 67~97ページ【PDF:12.50MB】
- 98~128ページ【PDF:8.87MB】
- 129~159ページ【PDF:8.96MB】
- 160~191ページ【PDF:12.20MB】
- 192~223ページ【PDF:8.91MB】
- 224~254ページ【PDF:12.0MB】
- 255~283ページ【PDF:12.6MB】
- 284~313ページ【PDF:8.87MB】
- 314~344ページ【PDF:12.6MB】
- 345~377ページ【PDF:8.87MB】
- 378ページ~裏表紙【PDF:5.54MB】