国際交流基金賞50周年記念 北カリフォルニア・ジャパン・ソサエティーからのメッセージ

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昭和61(1986)年度 国際交流基金賞

北カリフォルニア・ジャパン・ソサエティー

[米国]

国際交流基金賞50周年を祝して

スティーブ・パ-ラックさんの写真

世界中の人々に日本の文化と言語を紹介し、50年にわたりリーダーシップを発揮してきた国際交流基金に、北カリフォルニア・ジャパン・ソサエティーを代表してお祝いと感謝を申し上げます。 JSNCは、日米の人々の相互理解と連帯を構築するという同様のミッションを持っており、国際交流基金の事業から直接的に恩恵を受けて来ました。直近では高い評価を受け大盛況だった歌舞伎プログラムがその例ですが、国際交流基金から資金援助をいただき、サンフランシスコ・ベイエリアのみなさまにプログラムを提供し、歌舞伎の魅力をお伝えしました。私たちは間接的にも、国際交流基金が提供するすべての素晴らしいプロジェクトや支援から恩恵を受けています。これらのアクティビティにより、日本とその文化、伝統、そして日本の人々への関心や関わりが芽生える種が蒔かれるからです。この日本への関心が、私たちの組織を維持し、伝統や現代文化から、ビジネス、イノベーション、医療、政治、日本語、その他の様々なイベントや活動等を可能にし、日本に関する私たちの多数のプログラムに、何千人もの人々に参加いただいています。個人的な話ですが、私も数十年前、アメリカ・カナダ大学連合日本研究センターで日本語を学んでいた時に国際交流基金の支援を受けており、その経験が生涯にわたる日本への熱い思いにつながっています。日本と関わることで人生に大いなる影響を受けた者として、国際交流基金が行っている仕事と、それが基金に関わった人々に与えうる永続的な影響に対し、深い感謝と支持を表明させていただきます。

ジャパン・ソサエティー・北カリフォルニア
会長 スティーブ・パ-ラック

(原文 英語)

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