6月6日より「近くへの遠回り―日本・キューバ現代美術展」 帰国展開催
高嶺格、岩崎貴宏、毛利悠子らとキューバ人アーティストによるグループ展

2018年4月13日

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、過日プレスリリースでお知らせし、現在キューバ・ハバナ市で開催している現代美術展「近くへの遠回り―日本・キューバ現代美術展」の展示を再構築し、2018年6月6日から6月17日までスパイラルガーデン(東京)において帰国展を開催します。 本展は、「距離」を一つのテーマに、物事・事象の近さや遠さとは何かを問う意欲的なものです。会期中、日本・キューバ両国のキュレーター・アーティストによるトークの開催も予定しております。

詳細は配信プレスリリース【PDF:631KB】をご覧ください。

展示風景11点を並べた参考写真
【参考写真(ウィフレド・ラム現代美術センターでの展示風景)】

日本では、野球や葉巻、映画「ブエナ・ビスタ・ソシアルクラブ」に登場する音楽、ルンバやサルサなどのダンスで知られるキューバですが、現代アートについては、ほとんど知られていません。しかし、30年以上の歴史を持つハバナ・ビエンナーレは、世界中の美術ファンから注目を集めており、キューバ人アーティストたちの洗練された表現の数々は、普段どこか遠いイメージのあるキューバという国を身近に感じさせます。一方で、街中を50年代のクラシックカーが現役で走り、インターネットなどの通信環境が整っていないキューバに一歩足を踏み入れると、時間がとまったような感覚にとらわれます。
本展の舞台は、文化的な成熟度によって感じる近さと、古い街並みだけでなく社会・政治体制の違いが生む遠さとの間で揺さぶられる場所。一様に捉えることができない近さと遠さにまつわる諸関係を見つめ直しながら、日本とキューバの現代に生きる作家たちの表現を紹介しています。

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