2025年度海外派遣 日本語専門家 公募ポスト
(2024年9月13日現在)
注:派遣予定ポストに関する情報は随時、加除・修正など改定しますのでご注意ください。
2024年7月8日:タイ(チェンマイ)、タイ(ナコンラチャシマー)、ベトナム(ハノイ)、ペルー(リマ)、イタリア(ローマ)、ウクライナ(キーウ)、ロシア(モスクワ)を追加しました。
2024年9月13日:ミャンマー(ヤンゴン)〔特定技能〕を追加しました。
機関名の末尾に(JF)と記載してあるものは、国際交流基金の海外拠点です。
国名(都市名) | 派遣先機関名 | 新規/交代 | 赴任予定時期 | 業務の概要 |
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韓国(ソウル) | ソウル日本文化センター(JF) | 交代 | 2025年6月 | ソウル日本文化センター派遣の日本語専門家と協力し、日本語教師を対象とした研修、セミナー、巡回指導などの実施、各機関が実施する日本語教育事業への協力、カリキュラム・教材作成に関する助言、JF日本語講座での講義、日本語教師間のネットワーク構築促進、その他日本語教育に関する情報収集及び調査などを行う。 |
モンゴル(ウランバートル) | モンゴル日本人材開発センター | 交代 | 2025年3月 | モンゴル日本人材開発日本センターで実施するJF日本語講座の運営、JF日本語教育スタンダードの普及、現地日本語教師の育成のほか、特定技能関連事業を含むモンゴルにおける日本語教育の拡充への協力などを行う。 |
インドネシア(ジャカルタ) 【現地の査証制度の都合上、赴任時点で57歳未満であることが望ましい。】 |
ジャカルタ日本文化センター(JF)[中等教育] | 交代 | 2025年5月 | 現地に派遣されている日本語パートナーズに対する教務面の指導・助言のほか、日本語パートナーズの受入に関わる現地日本語教師に対する研修などの日本語教育支援などを行う。 |
インドネシア(ジャカルタ) 【現地の査証制度の都合上、赴任時点で57歳未満であることが望ましい。】 |
ジャカルタ日本文化センター(JF)[EPA日本語予備教育担当] | 交代 | 2025年7月 | EPA日本語予備教育の教務副主任として、主任の指示に基づきEPA日本語予備教育に関する業務を行うほか、その他の日本語教育に関する事業へ協力する。 |
インドネシア(メダン) 【現地の査証制度の都合上、赴任時点で57歳未満であることが望ましい。】 |
ジャカルタ日本文化センター(JF、スマトラ)[中等教育] | 交代 | 2025年5月 | 主にスマトラ地域の高校に対する巡回日本語教育指導、同地域ネットワークが実施する勉強会など活動支援、研修のほか、同地域の日本語パートナーズ事業支援などを行う。 |
タイ(チェンマイ) | バンコク日本文化センター(JF)〔北部中等〕 | 交代 | 2025年3月 | 活動拠点となるタイ北部の所属校(中高一貫校)における日本語教育支援、北部の高校など各種教育機関に対する巡回日本語教育指導・情報収集、教授法及びネットワーク強化を目的としたセミナー、バンコク日本文化センターの日本語事業への協力や「日本語パートナーズ事業」、「特定技能事業」の支援、その他日本語教育に関する情報収集及び調査などを行う。 |
タイ(ナコンラチャシマー) | バンコク日本文化センター(JF)〔東北部中等〕 | 交代 | 2025年3月 | 活動拠点となるタイ東北部の所属校(中高一貫校)における日本語教育支援、東北部の高校など各種教育機関に対する巡回日本語教育指導・情報収集、教授法及びネットワーク強化を目的としたセミナー、バンコク日本文化センターの日本語事業への協力や「日本語パートナーズ事業」、「特定技能事業」の支援、その他日本語教育に関する情報収集及び調査などを行う。 |
フィリピン(マニラ) | マニラ日本文化センター(JF)[EPA日本語予備教育担当] | 交代 | 2025年7月 | マニラ日本文化センター派遣の経済連携協定(EPA)担当日本語上級専門家と協力し、EPAに定める有資格者(看護師・介護福祉士候補者)を対象とした渡日前日本語講座の運営(コース設計、カリキュラム・教材作成、授業、他の派遣講師の指導など)を行う。 |
フィリピン(マニラ) | マニラ日本文化センター(JF) | 交代 | 2025年10月 | 中等教育における日本語教育の導入とその自律的運営体制を構築するため、主に英語を用いて現地日本語教育への支援(日本語教師育成、カリキュラム・シラバス改訂、教材作成)及び現地機関調査などを行う。また、マニラ日本文化センターが実施する各種日本語教育支援事業に協力する。 |
フィリピン(マニラ) | マニラ日本文化センター(JF) | 交代 | 2025年6月 | 中等教育における日本語教育の導入とその自律的運営体制を構築するため、主に英語を用いて現地日本語教育への支援(日本語教師育成、カリキュラム・シラバス改訂、教材作成)及び現地機関調査などを行う。また、マニラ日本文化センターが実施する各種日本語教育支援事業に協力する。 |
フィリピン(セブ) | マニラ日本文化センター(JF) | 交代 | 2025年11~12月 | マニラ日本文化センターがビサヤ・ミンダナオ地域において実施する各種日本語教育事業全般を担当する。特に、中等教育における日本語教育の導入とその自律的運営体制を構築するため、主に英語を用いて現地日本語教育への支援(日本語教師育成、カリキュラム・シラバス改訂、教材作成)、さらには日本語教育に関する現地機関調査などの情報収集を行う。またビサヤ地域日本語教師会の活動を支援する。 |
ベトナム(ハノイ) | ベトナム日本文化交流センター(JF) | 交代 | 2026年2月 | ベトナム日本文化交流センター派遣の日本語上級専門家及びベトナム関係者と協力し、日本語教科書などの開発・改定作業、日本語教師を対象とした研修、セミナー、巡回指導などの実施、カリキュラム・教材作成に関する助言、日本語教師間のネットワーク形成支援のほか、日本語教育に関する情報収集及び調査などを行う。 |
マレーシア(クアラルンプール) 【派遣先機関の制度上、2024年12月1日時点で27歳以上56歳未満であることが望ましい。】 |
マラヤ大学予備教育センター | 交代 | 2025年3~5月 | マレーシア政府がマラヤ大学に設置した予備教育センターにおいて、高校修了生を対象として日本の大学(学部)進学に必要な日本語指導に当たるとともに、学科運営を補佐する。また、同センターに所属するマレー人日本語教師の育成の支援や指導助手への指導・支援も行う。予備教育の経験を有することが望ましい。 |
ミャンマー(ヤンゴン) | ヤンゴン日本文化センター(JF) | 交代 | 2025年3月 | 「日本語教師育成特別強化事業」の担当専門家として、ミャンマーで日本語を教える教師を育成するための「教師育成コース」を総括するほか、ヤンゴン日本文化センター(JF)派遣の日本語上級専門家と協力し、ミャンマーにおける日本語教育関連事業の支援を行う。 |
ミャンマー(ヤンゴン) | ヤンゴン日本文化センター(JF)〔特定技能〕 | 交代 | 2025年3月 | 「特定技能」制度などで来日を希望する日本語学習者が日本での生活・就労に必要な日本語を円滑かつ効率的に習得できる日本語学習環境の整備のため、日本語教育機関への支援、日本語教師の育成や指導、コンサルティング、情報収集などを行う。 |
インド(ニューデリー) | ニューデリー日本文化センター(JF) | 交代 | 2025年9月 | インドにおいて、特に初中等の現職教師を対象とした教師研修や、日本語教育を実施している、または日本語教育の実施に関心をもつ学校組織に対する助言や学習奨励活動、日本語教育に関する情報収集などを行う。 あわせて、日本語パートナーズ事業において、パートナーズ及び初中等が中心となる派遣校CPに対する教授法などに関するアドバイザー業務などを行う。また、他専門家と協力し、ニューデリー日本文化センターが実施する教師向けセミナーやワークショップを行う。 |
インド(ニューデリー) | ニューデリー日本文化センター(JF) | 交代 | 2025年6月 | 「日本語教師育成特別強化事業」の担当専門家として、大学などで日本語を教える教師を育成するための日印政府主催の教師育成センター事業(TTC)の主たるコースを総括する他、その他TTCコースの運営に協力する。 また、他専門家と協力し、TTCとは別に必要とJFが判断する教師向けセミナーやワークショップを行う。 |
スリランカ(ケラニア) | ケラニア大学 | 交代 | 2025年4月 | スリランカにおいて、関係機関と協力し、「特定技能」制度などで来日を希望する日本語学習者が日本での生活・就労に必要な日本語を円滑かつ効率的に習得できる日本語学習環境の整備のため日本語教育機関への支援、日本語教師の育成や指導・コンサルティング、情報収集などを行うほか、ケラニア大学において日本語コースの授業の一部を担当し、日本語科のコースデザインやシラバス整備への協力、現地日本語教員への助言に加え、同大学がスリランカ教育省など関係機関と共に行う中等教育のシラバス改訂、教師研修、教材開発などへの協力を行う。 |
オーストラリア(シドニー) | シドニー日本文化センター(JF) | 交代 | 2025年4月 | オーストラリアの日本語教育に資するため、シドニー日本文化センター派遣の日本語上級専門家などと協力し、教師支援 (研修、巡回指導、ネットワーク形成支援など)、教材開発、学習者支援、コンサルティング、JF日本語教育スタンダードの導入支援、オンライン講座開発への協力のほか、日本語教育に関する情報収集・調査などを行う。オーストラリア以外の大洋州諸国への日本語教育支援も業務の一部に含まれる。 |
オーストラリア(シドニー) | シドニー日本文化センター(JF) | 交代 | 2025年8月 | オーストラリアの日本語教育に資するため、シドニー日本文化センター派遣の日本語上級専門家などと協力し、教師支援 (研修、巡回指導、ネットワーク形成支援など)、教材開発、学習者支援、コンサルティング、JF日本語教育スタンダードの導入支援、オンライン講座開発への協力のほか、日本語教育に関する情報収集・調査などを行う。オーストラリア以外の大洋州諸国への日本語教育支援も業務の一部に含まれる。 |
ブラジル(サンパウロ) | サンパウロ日本文化センター(JF) | 交代 | 2025年7月 | サンパウロ日本文化センター派遣の日本語上級専門家と協力し、主にブラジルの高等教育機関への支援担当として、カリキュラムへの助言、教材・試験問題作成支援、教師研修のほか、教師間のネットワーク形成支援などを行う。 |
ペルー(リマ) | リマ日本文化センター(JF) | 新規 | 2025年4月 | 南米スペイン語圏広域日本語教育アドバイザーとして、リマ日本文化センターが実施するペルー及び南米スペイン語圏各国における日本語教師を対象とした研修、セミナー、巡回指導、カリキュラム・教材作成に関する助言のほか、日本語教師間のネットワーク形成支援などを行う。 |
イタリア(ローマ) | ローマ日本文化会館(JF) | 交代 | 2025年11月 | イタリアにおける日本語学習(特に一般市民レベルの日本語学習)の普及と支援を目的とした調査、企画、学習者及び教師への助言、人材育成並びにネットワーク形成支援などを行う。また、ローマ日本文化会館の要請に基づく、会館の日本語講座、その他日本語教育関連業務に協力する。 |
トルコ(アンカラ) | 土日基金文化センター | 交代 | 2026年1月 | 土日基金文化センターが実施する日本語講座の運営(コース設計、カリキュラム・教材作成及び授業の担当)、現地日本語教師の育成、日本語教師間のネットワーク形成支援などを行う。 |
エジプト(カイロ) | カイロ日本文化センター(JF) | 交代 | 2025年6月 | カイロ日本文化センター派遣の日本語上級専門家と協力し、日本語教師を対象とした研修、セミナー、巡回指導などの実施、日本語教師間のネットワーク構築促進を行う他、エジプト国内の日本語教育機関の状況把握のために各種調査を行う。また、同センターが実施する日本語講座の運営と管理の補佐(コース設計、カリキュラム・使用教材の策定、授業の実施など)、現地講師の育成などを行う。 |
ケニア(ナイロビ) | ケニヤッタ大学 | 交代 | 2025年8月 | ケニヤッタ大学において、日本語講座での授業、現地日本語教員に対する研修・指導、カリキュラム・教材作成に対する助言を行う他、ケニア及びその他アフリカ諸国(北アフリカ除く)における日本語教師研修の実施、ネットワーク形成支援や各種調査などを行う。 |
ウクライナ(キーウ) | ウクライナ日本センター | 交代 | 2025年7月 | ウクライナ国内の日本語教師に対する指導・助言及びネットワーキングの他、学習者支援事業を行う。また、ウクライナ日本センターにおける日本語講座のコース設計、授業ならびに現地講師の指導などの他、講座実施に関する後方支援、企画・運営及び管理業務の一部を担う。 (※当面日本国内からオンラインで業務を行い、状況に応じて派遣の可否を検討。) |
ロシア(モスクワ) | モスクワ日本文化センター(JF) | 交代 | 2026年2月 | 日本語上級専門家らと協力し、JF講座の運営、コース開発を行うとともに、各種要請に合わせた同講座の外部展開や他機関との共催の可能性を探る。また、ロシア国内の大学院に対しゼミ運営や論文助言などを行う。 (※当面日本国内からオンラインで業務を行い、状況に応じて派遣の可否を検討。) |
それぞれの派遣先での業務内容については、「世界の日本語教育の現場から」もご参照ください。