戯曲翻訳出版事業

戯曲作品の上演画像5点 内容は以下キャプションの通り
写真:左から(c) AIKAWA Hiroaki、SATO Shun、TANAKA Aki、GOTANNDADAN、HORIKAWA Takashi

国際交流基金(JF)は、海外の出版社と日本の戯曲作品を共同出版いたします。

5か国戯曲翻訳出版事業

JFはこのたび、今後海外での活躍が期待される5名の劇作家(市原佐都子、桑原裕子、前川知大、前田司郎、横山拓也)による戯曲を、複数言語(英語、スペイン語、ロシア語、中国語、アラビア語)で翻訳し、出版いたします。
新型コロナウイルスの影響により、全世界で演劇興行が停止するという未曾有の事態となり、観客はかつてのように気軽に劇場に足を運ぶことができなくなりました。これによりアーティストによる国内外での作品発表の機会損失や、海外の方に日本の舞台公演を観ていただく機会が激減してしまいました。
日本の戯曲が多言語で出版されることにより、世界各地の劇場がかつての賑わいを取り戻す時に、本書で紹介された作品が多様な人々の想像力を刺激し、リーディングや公演として上演されることを期待しています。

出版作品

(劇作家:あいうえお順)

出版情報

出版社名 Methuen Drama, an imprint of Bloomsbury Publishing(英国)
出版日 2022年4月
出版社名 Dar Al Maaref(エジプト)
出版日 2022年9月 『ひとよ』 『生きてるものはいないのか』 『太陽』(2016年版) 『エダニク』
出版社名 Satori Ediciones(スペイン)
出版日
  • 2021年11月29日『バッコスの信女-ホルスタインの雌』『太陽』(2016年版)
  • 2022年1月『生きてるものはいないのか』
  • 2022年2月『ひとよ』『エダニク』
出版社名 青島出版社(中国)
出版日 2022年8月 『ひとよ』 『生きてるものはいないのか』 『太陽』(2016年版) 『エダニク』
出版社名 Hyperion Publishing House(ロシア)
出版日 2022年2月

ジャポニスム・戯曲翻訳出版事業

2018年に日仏友好160年を記念した大規模な日本文化の祭典「ジャポニスム2018:響きあう魂」がフランス全土で開催され、8か月にわたる300以上のイベント等に延べ300万人以上の方が参加しました。こうした日仏友好の成果を残していくため、JFでは、「ジャポニスム2018」に参加した舞台芸術作品の中から、3名の日本人戯曲家(タニノクロウ、前川知大、松井周)をとりあげ、3年間にわたり4つの戯曲作品のフランス語訳を、Editions Espaces 34社を通じて出版いたします。

出版作品

(劇作家:あいうえお順)

出版情報

出版社名 Editions Espaces 34(フランス)
出版日 2021年11月『散歩する侵略者』
2022年5月『自慢の息子』
2022年11月『地獄谷温泉無明ノ宿』
2023年6月(予定)『ダークマスター』

[お問い合わせ]

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)
文化事業部 舞台芸術チーム
電話:03-5369-6063
Eメール:pa@jpf.go.jp
(メールを送る際は、全角@マークを半角に変更してください。)

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