マレーシアの演出家マーク・テによる創作メソッドワークショップ、および新作『トゥアの片影』公演・トーク

国際交流基金(JF)は、KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭と共催し、日本とASEAN地域の舞台芸術分野における、新たな人材育成事業「Sequence(シークエンス)」を実施します。

そのプログラムの一つとして、マレーシアの現代演劇を代表する演出家、マーク・テを招へいし、彼の創作メソッドを学ぶワークショップを実施します。マーク・テは、緻密なリサーチを基に、マレーシア社会における社会的・政治的アイデンティティを探求する手法で国際的に高く評価されているアーティストです。ワークショップを通じ、日本の演劇関係者やアーティスト、プロデューサーらへ、今後の創作活動における示唆やヒントを提供します。

また合わせて、マーク・テによる新作『トゥアの片影』も上演し、ポスト・パフォーマンス・トークも実施します。

さらに、マーク・テがメンバーであり、『トゥアの片影』を製作するマレーシア拠点のアート・コレクティブ「ファイブ・アーツ・センター」から、メンバーであるジューン・タンによるトークも開催。異なる言語・専門性を持つ人々が協働するための秘訣について学びます。

マーク・テ氏のポートレイト
バイクが走る街中に設置された巨大な基部に載った立像
Photo by Mark Teh
Five Arts Centre ロゴ

概要

日程
  • 2025年 10月4日(土曜日)13時00分~14時30分 トークイベント「ファイブ・アーツセンターについて」(ジューン・タン氏)
  • 2025年 10月4日(土曜日)18時30分~19時45分 上演『トゥアの片影』
  • 2025年 10月5日(日曜日)13時00分~14時15分 上演『トゥアの片影』※ポスト・パフォーマンス・トークあり
  • 2025年 10月5日(日曜日)17時30分~18時45分 上演『トゥアの片影』
  • 2025年 10月6日(月曜日)11時00分~15時00分 ワークショップ(マーク・テ氏)
場所
参加方法

KYOTO EXPERIMENTの公式サイトよりご確認ください

【クレジット】
主催:国際交流基金、KYOTO EXPERIMENT

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  • KYOTO EXPERIMENTロゴ

Sequence(シークエンス)
~日本とASEAN地域の舞台芸術分野・次世代人材育成プログラム~

JFとKYOTO EXPERIMENTが共催して立ち上げた「Sequence(シークエンス)」プログラム。アーティストと観客の人的交流を通じて、次世代の人材育成を目指すもので、2025年から2027年の3年間にわたる事業です。日本とASEANの次世代の交流促進と人材育成を目的とする包括的な人的交流事業「次世代共創パートナーシップ-文化のWA2.0-」の一環として行います。

KYOTO EXPERIMENT

2010年より毎年京都市内で開催している舞台芸術祭です。国内外の「EXPERIMENT (エクスペリメント)= 実験」的な舞台芸術を創造・発信し、芸術表現と社会を、新しい形の対話でつなぐことを目指しています。演劇、ダンス、音楽、美術などジャンルを横断した実験的表現が集まり、そこから生まれる創造、体験、思考を通じて、新たな可能性をひらいていきます。

[お問い合わせ]

国際交流基金(JF)
文化事業部 舞台芸術チーム
担当:川縁
電話:03-5369-6063
E-mail:pa@jpf.go.jp
(メールを送る際は、全角@マークを半角に変更してください。)

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