JF東南アジアパートナーシップ(JFSEAP)プログラム/客員フェローシップ(招へい)

JFSEAP ロゴ

国際交流基金(JF)では、日本とASEANが直面する国際的な共通課題に取り組むASEANの次世代の研究者や専門家の支援を目的として、新たなフェローシップ・プログラムを実施いたします。

JFSEAP客員フェローシップ(招へい)について

本プログラムは、以下の日本国内のパートナー機関(受入機関)と連携して運営するフェローシップ・プログラムです。
日本とASEANが直面する国際的な共通課題に取り組むASEANの次世代の研究者や専門家を日本に招へいし、パートナー機関(受入機関)にて滞在研究する機会を提供するとともに、研究会などへの参加を通じて、内外関係者とのネットワーク形成・拡充を図ることを目的としています。

【日本国内パートナー機関(受入機関)】

機関 URL
京都大学 東南アジア地域研究研究所 https://kyoto.cseas.kyoto-u.ac.jp/
ジェトロ・アジア経済研究所 https://www.ide.go.jp/Japanese/
政策研究大学院大学 https://www.grips.ac.jp/
日本国際問題研究所 https://www.jiia.or.jp/
東京大学先端科学技術研究センター https://esrp.rcast.u-tokyo.ac.jp/

令和7年度公募のお知らせ

令和7年度の公募は締め切りました。
なお、募集要項は日本国内パートナー機関(受入機関)別に分かれていますので、正しい募集要項を参照の上、申請するようご注意ください。

【募集要項】

機関 募集要項 優先する分野・テーマ
京都大学 東南アジア地域研究研究所 募集要項(R7/ CSEAS)【PDF:481KB】 学際融合型の日ASEAN間の共通課題研究
ジェトロ・アジア経済研究所 募集要項(R7/ IDE-JETRO)【PDF:473KB】 ASEAN諸国を対象とした社会科学全般(政治・経済・社会等)
政策研究大学院大学 募集要項(R7/ GRIPS)【PDF:474KB】 日ASEAN協力にかかる政策研究全般
日本国際問題研究所 募集要項(R7/ JIIA)【PDF:473KB】 日本に関係する外交政策・国際政治関連事項
東京大学先端科学技術研究センター 募集要項(R7/ RCAST)【PDF:478KB】 経済安全保障研究(経済と安全保障が重なる分野における政策研究。例えば、重要・新興技術、サプライチェーン分析、経済的威圧、食料安全保障、エネルギー安全保障、戦略的コミュニケーション・偽情報対策など。)

【申請について(概要)】

応募資格 応募者は、以下の全てに該当していること。
  1. 1.ASEANまたは東ティモールの国籍・市民権または永住権を有している者。
  2. 2.専門分野において博士(Ph.D)もしくは当該分野での最高学位を有している者。研究職以外の専門家については、研究テーマに直接関連する分野において通算7年以上の職歴/経験を有する者。
  3. 3.日本での活動に支障のない健康状態にあり、英語又は日本語での研究活動及びコミュニケーションが可能である者。
  4. 4.フェローシップの期間を通して日本に継続滞在することが原則として可能である者。
対象となる研究 日本とASEANが共に取り組むべき国際社会の共通課題に関する政策志向の研究。
<テーマ例>
気候変動、災害・防災、エネルギー問題、経済安全保障、海洋協力(海洋法等)、社会的・経済的格差、公衆衛生、AI、都市化など、日本とASEAN諸国、その他、国際社会が共に直面している重要な政策課題。
※これら以外でも本プログラムの趣旨に合致したプロジェクトであれば、申請することは可能です。
招へい期間 2025年6月1日から2026年3月31日までに来日し、3か月以上で最長12か月間(継続して日本に滞在すること)
人数 若干名
支給内容
  1. 1.1回のみの支給
    1. ア.往復航空券:居住地・日本間の合理的な経路によるディスカウント・エコノミークラス(フェローシップ期間の開始前から日本に滞在している場合には、終了日の帰国に係る片道航空券のみを支給)
    2. イ.渡日一時金:250,000円
      (フェローシップ期間の開始前から日本に滞在している場合には、原則として渡日一時金を支給しません)
    3. ウ.帰国一時金:50,000円
      (フェローシップ期間の終了後も日本に滞在する場合には、原則として帰国一時金を支給しません)
    4. エ.保険:一律の基準にてJFが海外旅行保険を付保
  2. 2.毎月の支給
    1. ア.滞在費:400,000円
    2. イ.随伴扶養家族加算金(該当者のみ):10,000円/人
    3. ウ.機関受入経費補助(該当者のみ): 25,000円(上限額)/月
日本国内パートナー機関について 各パートナー機関ごとの申請書を参照ください。
選考方針
  • 日本とASEANに共通する政策課題をテーマとしていること
  • 研究目的や計画が明確で、日本国内の受入機関に滞在して研究を遂行する必要性が認められること。
  • 自らの研究を遂行するだけでなく、ネットワーキングや研究交流の機会にも積極的に参加する意欲があること。
  • 日本での滞在研究成果の還元・普及が期待できるとともに、将来的に日本とASEANの交流の中核的人材となることが期待されること。
応募方法
  1. 1.申請締切:2024年12月2日(月曜日)23時59分(日本時間)
  2. 2.申請方法
    1. ア.申請書類をダウンロードします。
    2. イ.メール添付にて以下の申請書類(ア)~(エ)を提出してください。
      Eメール:jfseap_vf@jpf.go.jp
      (メールを送る際は、全角@マークを半角に変更してください。)
      メールの件名は必ず「JFSEAP Visiting Fellowship application」としてください。
      1. (ア)Form A Application Form / 申請様式
      2. (イ)Form B Project Statement Form / 研究計画書
      3. (ウ)Form C Curriculum Vitae / 履歴書 職務経歴書
      4. (エ)Form D Confidential Reference Letter / 推薦書 2通
        2名の推薦者からの推薦書を提出してください。推薦書は、推薦者がForm Dに記入の上、
        締切までに推薦者から直接上記の宛先までメール添付で送信するよう依頼してください。
        件名には、申請者の氏名を入れてください。
  3. 3.留意事項
    提出されたデータ及び書類は一切返却しません。
    締切日までに受領したデータ及び書類以外は、原則として審査対象とはしません。
選考方法及び選考結果通知 JFと受入機関が共同して選考します。選考過程は以下を予定していますが、時期や内容については今後変更となる場合もあります。
  1. 1.第一次選考:書類審査
    1. ア.提出された書類により選考を行います。
    2. イ.第一次選考合格者に対してのみ、2025年1月17日(金)までに、第二次選考のご案内メールを送信します。
  2. 2.第二次選考:オンライン面接
    1. ア.第一次選考合格者に対し、2025年1月下旬~2月に1人あたり20分程度のオンライン面接を実施します。
    2. イ.オンライン面接は日本時間を基準に実施します。時間帯設定が不調に終わった場合は、面接辞退とみなします。また、設定された時間帯での面接に応じられなかった場合も、面接辞退とみなすことがありますので、ご留意ください。
      第二次選考の結果は2025年4月(予定)にメールでお知らせします。
選考過程や選考理由に関するお問い合わせには一切応じられません。

[お問い合わせ]

国際交流基金(JF)
国際対話部 事業第1チーム JFSEAP事業事務局
電話:03-5369-6072
Eメール:jfseap_vf@jpf.go.jp
(メールを送る際は、全角@マークを半角に変更してください。)

What We Do事業内容を知る