JF東南アジアパートナーシップ(JFSEAP)プログラム/客員フェローシップ(招へい)

国際交流基金(JF)では、日本とASEANが直面する国際的な共通課題に取り組むASEANの次世代の研究者や専門家の支援を目的として、フェローシップ・プログラムを実施いたします。
JFSEAP客員フェローシップ(招へい)について
本プログラムは、以下の日本国内のパートナー機関(受入機関)と連携して運営するフェローシップ・プログラムです。
日本とASEANが直面する国際的な共通課題に取り組むASEANの次世代の研究者や専門家を日本に招へいし、受入機関にて滞在研究する機会を提供するとともに、研究会等への参加を通じて、内外関係者とのネットワーク形成・拡充を図ることを目的としています。
公募のお知らせ
【令和8年度申請要項・申請書】
【令和8年度受入機関】
令和8年度受入機関
| 受入機関 |
優先する分野・テーマ |
招へい開始日 |
| 京都大学 東南アジア地域研究研究所 |
日ASEAN間の共通課題の研究 |
2026年9月1日~2027年3月31日 |
| ジェトロ・アジア経済研究所 |
ASEAN諸国を対象とした社会科学全般(政治・経済・社会等) |
2026年6月1日~2027年3月31日 |
| 政策研究大学院大学 |
日ASEAN協力にかかる政策研究全般 |
2026年6月1日~2027年3月31日 |
| 日本国際問題研究所 |
日本に関係する外交・安全保障(国際経済、経済安全保障含む)、インド太平洋地域における日ASEAN協力 |
2026年6月1日~2027年3月31日 |
| 慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート |
持続可能な開発、SDGs、サステナビリティ投資、地球システムガバナンス、フューチャーアース |
2026年6月1日~2027年3月31日 |
【申請について(概要)】
申請について(概要)
| 応募資格 |
応募者は、以下の全てに該当していること。
- 1.ASEAN又は東ティモールの国籍・市民権又は永住権を有する者。
- 2.専門分野において博士号(Ph.D.)若しくは当該分野での最高学位を有している者。あるいは、研究テーマに関連する分野を専門とする通算5年以上の職歴・経験及び修士号(Master’s Degree)を有する者。
- 3.日本での活動に支障のない健康状態にあり、英語又は日本語での研究活動及びコミュニケーションが可能である者。
- 4.フェローシップの期間を通して日本に継続滞在することが原則として可能である者。
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| 対象となる研究 |
日本とASEANが共に取り組むべき国際社会の共通課題に関する政策志向の研究。
<テーマ例>
気候変動、災害・防災、エネルギー問題、経済安全保障、海洋協力(海洋法等)、社会的・経済的格差、公衆衛生、AI、都市化等、日本とASEAN諸国、さらには国際社会が共に直面している重要な政策課題。
※これら以外でも本プログラムの趣旨に合致したプロジェクトであれば、申請することは可能です。 |
| 招へい期間・人数 |
2026年6月1日から2027年3月31日の間に来日し、3か月以上で最長12か月間、継続して滞日可能な研究者若干名を招へいする予定です。ただし、京都大学 東南アジア地域研究研究所を希望する場合のみ、2026年9月1日から2027年3月31日の間に来日する必要があります。 |
| 支給内容 |
- 1.1回のみの支給
- ア.往復航空券:居住地・日本間の合理的な経路によるディスカウント・エコノミークラス(フェローシップ期間の開始前から日本に滞在している場合には、終了日の帰国に係る片道航空券のみを支給)
- イ.渡日一時金:250,000円
(フェローシップ期間の開始前から日本に滞在している場合には、原則として渡日一時金を支給しません)
- ウ.帰国一時金:50,000円
(フェローシップ期間の終了後も日本に滞在する場合には、原則として帰国一時金を支給しません)
- エ.保険:一律の基準にてJFが海外旅行保険を付保
- 2.毎月の支給
- ア.滞在費:400,000円
- イ.随伴扶養家族加算金(該当者のみ):10,000円/人
- ウ.機関受入経費補助(該当者のみ): 25,000円(上限額)
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| 受入機関 |
上記に記載の受入機関の優先する分野・テーマを確認の上、一つの受入機関を選択し応募してください。複数の受入機関への併願はできません。 |
| 選考方針 |
- 日本とASEANに共通する政策課題をテーマとしていること。
- 研究目的や計画が明確で、日本国内の受入機関に滞在して研究を遂行する必要性が認められること。
- 自らの研究を遂行するだけでなく、ネットワーキングや研究交流の機会にも積極的に参加する意欲があること。
- 日本での滞在研究成果の還元・普及が期待できるとともに、将来的に日本とASEANの交流の中核的人材となることが期待されること。
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| 申請方法 |
- 1.申請締切:2025年12月2日(火曜日)13時(日本時間)
- 2.申請方法
- ア.申請書類を以下のページからダウンロードします。
海外における日本研究及び国際対話・ネットワーク形成[対話]
- イ.本申請要項及び申請書類作成ガイドに従い、申請書類(ア)~(ウ)を作成します。
- (ア)Form A Application Form / 申請様式
- (イ)Form B Project Statement Form / 研究計画書
- (ウ)Form C Curriculum Vitae / 履歴書 職務経歴書
- ウ.全ての申請書類を完成後、公募申請サイトにアップロードします。
※ 公募申請サイトで操作手順書をご覧いただけます。
JF公募申請サイト:https://www.apply.jpf.go.jp
- エ.推薦書(エ)については、公募申請サイトで関係者提出書類アップロード用URLを発行し、2名の推薦者に締切までの提出を依頼してください。
- (エ)Form D Confidential Reference Letter / 推薦書
- 3.留意事項
提出されたデータ及び書類は一切返却しません。
締切日までに受領したデータ及び書類以外は、原則として審査対象とはしません。
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| 選考方法及び選考結果通知 |
JFと受入機関が共同して選考します。選考過程は以下を予定していますが、時期や内容については今後変更となる場合もあります。
- 1.第一次選考:書類審査
- ア.提出された書類により選考を行います。
- イ.第一次選考合格者に対してのみ、2026年1月16日(金曜日)までに、第二次選考のご案内メールを送信します。
- 2.第二次選考:オンライン面接
- ア.第一次選考合格者に対して、2026年1月下旬~2月に1人あたり20分程度のオンライン面接を実施します。
- イ.オンライン面接は日本時間を基準に実施します。時間帯設定が不調に終わった場合は、面接辞退とみなします。また、設定された時間帯での面接に応じられなかった場合も、面接辞退とみなすことがありますので、ご留意ください。
- ウ.第二次選考の結果は2026年4月(予定)にメールでお知らせします。
- 3.選考過程や選考理由に関するお問い合わせには一切応じられません。
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フェロー一覧
2025(令和7)年度JFSEAP客員フェロー
[お問い合わせ]
国際交流基金(JF)
国際対話部 事業第1チーム JFSEAP事務局
電話:03-5369-6072
Eメール:jfseap_vf@jpf.go.jp
(メールを送る際は、全角@マークを半角に変更してください。)