トルコ(2020年度)

日本語教育 国・地域別情報

2018年度日本語教育機関調査結果

機関数 教師数 学習者数※
34 85 2,500
※学習者数の内訳
教育機関の種別 人数 割合
初等教育 0 0.0%
中等教育 155 6.2%
高等教育 1,788 71.5%
学校教育以外 557 22.3%
合計 2,500 100%

(注) 2018年度日本語教育機関調査は、2018年5月~2019年3月に国際交流基金が実施した調査です。また、調査対象となった機関の中から、回答のあった機関の結果を取りまとめたものです。そのため、当ページの文中の数値とは異なる場合があります。

日本語教育の実施状況

全体的状況

沿革

 1976年、日土婦人友好文化協会イスタンブール支部が主催する日本語一般公開講座が開講され、2年後の1978年には、アンカラ大学中国語学科で選択科目としての日本語教育が始まった。
 80年代に入ると、1986年にはアンカラ大学にトルコ初となる日本語・日本文学科が開設され、日本語・日本研究を主専攻とする高等教育が始まった。また、イスタンブールにあるボアジチ大学、アンカラの中東工科大学といったトルコの主要大学においても選択科目として日本語が開講された。
 90年代になると、アンカラとイスタンブールの2つの中等教育機関で日本語を正規科目とする教育が始まる。その後、1993年にはチャナッカレ・オンセキズ・マルト大学、1994年にエルジェス大学でも主専攻の学科が開設された。1992年にはアンカラ大学に大学院が設置され、現在は国内唯一の博士課程もある。その他、多数の大学で選択科目の日本語が開講され、日本・日本語ブームがトルコ国内に広がった。2004年には、トルコ国家教育省の決定により、中等教育機関、特に高校において第二外国語として日本語を選択することができるようになった。
 2010年の「トルコにおける日本年」以降、大学講師育成プログラムの対象校が増え、高等教育機関における日本語・日本文学科の設置が相次ぐ。しかし、学生を受け入れるには、当該分野の博士号所有者が3名以上必要なため、学科はあるものの学生がいないという大学が多い。また、同年土日基金文化センターがトルコで初のJFにほんごネットワーク(さくらネットワーク)メンバーになる。
 一般教育機関も含め、日本語教育機関数は順調に増加し、2015年には、40を超える機関で日本語教育が実施されていた。しかし、2016年7月のクーデター後、いくつかの私立大学が閉鎖になり、オープンカレッジや市民講座にもストップがかかった結果、同年秋には、日本語教育機関が減少した。
 2017年9月からネヴシェヒル・ハジュ・ベクタシュ・ヴェリ大学の科学・文学部日本語日本文学科が26名の学生を受け入れ、日本語・日本研究を主専攻とする大学は4校となった。
 日本語能力試験は、90年代末から実施されている。2014年の受験申込オンラインシステムの導入、2017年の年2回実施を契機に、受験者数が増加した。2018年以降は最大都市イスタンブールでも実施されるようになり、2019年の受験者数は927名であった。

背景

 上記のようなトルコにおける日本語教育の進展の要因として、歴史的に親日感情が強く、日本や日本人に対して良いイメージを持っていることが挙げられる。これに加え、日本語ガイドをはじめとする観光関連業での日本語需要の高まり、近年の日本企業のトルコ進出、さらに、アニメや歌、コンピューターゲームといった日本のポップカルチャーの流入が日本語教育の普及に大きな影響を与えている。

特徴

 全国の40機関で日本語教育が実施されている(2020年10月現在)。このほか、オンライン学習サイトや、ソーシャルネットワークを利用し、独学で日本語を学んでいるという人も少なくない。学習者は、大学生が大半を占めており、他方、趣味や実用面から学習を始める中高生や社会人も一定数おり、裾野が広がりつつある。大学での日本語教育が中心であるが、都市部の一般機関が、こうした学習者層の広がりの受け皿として、今後、さらに活躍していくことが期待される。学習の動機としては、アニメなどのポップカルチャーへの関心、日本語・日本文化への純粋な知的好奇心を挙げる学習者が多い。主専攻以外の大学生の中には、将来、留学や就職に有利になるという考えから、日本語を学ぶ者もいる。
 もう一つの特徴として、大学の教員養成課程の存在が挙げられる。チャナッカレ・オンセキズ・マルト大学には、海外では珍しい日本語教育学科があり、1年間の日本語予備教育と4年間の教員養成課程で、トルコ人日本語教師を育成している。

最新動向

 中等教育機関で日本語教育を実施している学校が、減少傾向にあったが、2020年秋に1校増加した。
 ここ数年、趣味として日本語を学習したい層を対象とした日本語コースが、小規模ながら、語学学校や市民センターで開設される動きが見られる。
  新型コロナウィルス感染拡大により、2020年3月に対面授業の実施が困難となったことから、高等教育機関を中心に、遠隔授業の導入が急速に進んだ。

教育段階別の状況

初等教育

 2009年10月よりアンカラ市内の有名私立一貫教育校ジャーレ・テゼル・コレジで、4年生、5年生、6年生、7年生(日本の中学1年生に相当)を対象に第三外国語の選択科目として日本語が教えられていた。日本語担当の先生が退職されたため、2015年9月から日本語授業はない。

中等教育

 現在、イスタンブール商工会議所アナトリア商業高校(国立)とアンカラのジェジェリ学校、アランヤのヤシャム・タサルム学校(ともに私立)で、日本の中学生から高校生を対象に、日本語教育が行われている。また、2020年秋からイスタンブールのイマーム・ハーティップ学校の予備課程で日本語が開講された。日本語は選択科目の位置づけである。国内の大学に教員養成課程を持つ大学があり、日本語教授資格を持つ人材は輩出されているが、日本語を採用する学校は、まだ限られている。

高等教育

【日本語日本文学、日本語教育専攻の学生がいる大学】
アンカラ大学、チャナッカレ・オンセキズ・マルト大学、エルジェス大学、ネヴシェヒル・ハジュ・ベクタシュ・ヴェリ大学
 4年で学士号を取得する。ただし、前述のように、チャナッカレ・オンセキズ・マルト大学は、学部入学前に専門科目(日本語)を1年間集中的に学ぶ予備課程を設けているため、5年で卒業となる。
 文部科学省奨学金(日研生)により、毎年、数名が日本に長期留学している。このほか、大学にもよるが、大学間の交流プログラムや財団の支援を受けた訪日研修を利用し、訪日する学生も一定数いる。
 卒業後は、研究者、通訳者、翻訳者、日系企業や団体・機関のスタッフ、教師、観光業など幅広い分野で日本語を生かした仕事に従事している。ただし、そうした就職口は、数が限られている。
【選択科目の日本語を開講している大学】
中東工科大学、ビルケント大学、ハジェテペ大学、トッブ経済工科大学、アトゥルム大学、アンカラ社会科学大学、イスタンブール工科大学、イスタンブール商科大学、ボアジチ大学、ナムック・ケマル大学、バフチェシェヒル大学、イズミール経済大学、イズミール工科大学、ヤシャール大学、エーゲ大学、アクデニズ大学
 日本語や日本文化に関心を持ち、入門から始める学生が多く、多くは初級レベルである。
【大学院がある大学】
アンカラ大学(博士、修士課程)、エルジェス大学(修士課程)
【日本語日本文学科はあるが、学生がいない大学】
 日本語日本文学科が大学講師育成プログラムの対象になり、各地の大学に日本語日本文学科が設置された。学部卒業生は各大学の当該学科の所属となっても、そのままでは教壇に立てないため、アンカラ大学大学院の博士課程で学位を取り、その後、所属大学に戻り、教鞭をとることになる。しかし、大学の学科が学生を受け入れるには、当該分野の博士号所有者が3名以上必要なため、以下の大学は、学科はあるが、まだ学生を受け入れる状況にはない。
アンカラ社会科学大学、ボゾック大学、セルチュク大学、パムッカレ大学、ユズンジュ・ユル大学、メフメト・アーキフ・エルソイ大学、イスタンブールメデニエット大学、ナムック・ケマル大学

学校教育以外

【アンカラ】
土日基金文化センター、アンカラ大学トルコ語教育実践センター(トメル)、チャール外国語学校
【イスタンブール】
日土婦人友好協会イスタンブール支部、日本文化情報センター、メディカセヴ語学学校、チャーダシュ・ユルドゥズラル協会、イスタンブール職業訓練コース(ISMEK
【その他の地域】
日本イズミール文化友好協会、ドクズ・エイリュル大学言語教育研究実践センター、イズミル市内の民間の外国語学校数校、イズミットの豊田鉄工株式会社トルコ 、コンヤ市職業訓練コース、コジャエリ市職業芸術教育コース
また、トルコ国内の市民講座のうち、一部のセンターで(アンカラ・イスタンブール・イズミール・コジャエリ等)日本語コース(入門レベル)が設けられている。

教育制度と外国語教育

教育制度

 4-4-4制。
 2012年9月に教育制度の改定があり、前期初等教育(5歳半~9歳)、後期初等教育(10~13歳)、中等教育(14~17歳)の3段階となり、義務教育期間が12年間となった。
 中等教育機関には、一般高等学校、理科系専門高校、外国語強化高校、職業高校、技術高校がある。また、2012年9月より後期初等教育において、イマム・ハーティップ中学校(宗教者養成校)が設置された
 高等教育は原則4年間(18~22歳)である。

教育行政

 初等教育、中等教育、一般講座は国家教育省が管轄する。
 高等教育は高等教育審議会(YÖK)が管轄する。

言語事情

 公用語はトルコ語。

外国語教育

 前期初等教育から英語学習が始まる。中等教育からは、第二外国語が加わる。 日本語も対象科目の一つであるが、一般的に開講されているのは、ドイツ語・フランス語・スペイン語である。

外国語の中での日本語の人気

 実用面で人気がある欧米言語とは異なり、日本の伝統文化・経済・技術・アニメなどをきっかけにした日本そのものへ興味・関心から選択されることが多い。歴史的に親日国であることから、アジア言語の中で、日本語は、依然として人気があるが、近年、中国語や韓国語の人気にやや押されつつある。

大学入試での日本語の扱い

 大学入試で日本語は扱われていない。

学習環境

教材

初等教育

 日本語教育の実施は確認されていない。

中等教育

 主専攻学科では、『みんなの日本語 初級Ⅰ、Ⅱ』スリーエーネットワーク(スリーエーネットワーク)
 『まるごと日本のことばと文化入門A1』(三修社)

高等教育

 『みんなの日本語 初級Ⅰ、Ⅱ』(前出)が予備課程と1年生のメインテキストとして使われている。次のレベルは担当者に一任となっているところが多い。自作教材を使用しているところもある。
 選択科目の日本語授業では、『みんなの日本語 初級Ⅰ、Ⅱ』(前出)、『まるごと日本のことばと文化入門』(前出)が使われている。自作教材を使用しているところもある。

学校教育以外

 『みんなの日本語 Ⅰ、Ⅱ』(前出)を利用しているところが多い。
 『まるごと 日本のことばと文化』(三修社)
 『みんなの日本語 中級Ⅰ』(前出)

IT・視聴覚機材

 大学には各教室にプロジェクターがついている。

教師

資格要件

初等教育

 日本語教育の実施は確認されていない。

中等教育

 正規雇用は、日本語日本文学科か日本語教育学科を修了した教員免許所有者。

高等教育

 修士号以上が要求される。外国人はその限りではない。

学校教育以外

 教育省の認可を受けている機関の正規雇用は、日本語日本文学科か日本語教育学科を修了した教員免許所有者に限る。非常勤はその限りではない。

日本語教師養成機関(プログラム)

 チャナッカレ・オンセキズ・マルト大学教育学部日本語教育学科
 3年生は「外国語教授法」、4年生は「教材開発」及び「教育実習」の授業がある。

日本語のネイティブ教師(日本人教師)の雇用状況とその役割

 国立大学の外国人教師は雇用枠があり、政府から給与が支給される準公務員扱いになる。通常、大学が公募し、高等教育審議会(YÖK)の審査を受ける。常勤の日本人教師は、その枠内での期間雇用になり、期間満了後には両者の合意のもとに更新可ということで、長年勤務している人もいる。
 日本語・日本研究の主専攻学科がある大学では、1〜2人の日本人講師が雇用されている。ただし、チャナッカレ大学では、他校より多い、6人が雇用されている。選択科目として日本語を開講している大学では、日本人が1人で担当しているところが多いが、ボアジチ大学では、2名の日本人教師が雇用されている。第3の都市、イズミールには、日本人教師がいない。
 教育省の管轄下にある高校以下の教育機関及び一般講座の場合、日本人教師の正規雇用は難しい。
 各機関において、ほとんどの日本語ネイティブ教師は、日本語科目(総合日本語)を担当している。中には、「教材開発」といった教員養成課程の科目を担当している教師もいる。 学習者の側からは、日本人教師を通じて、日本社会や文化(礼儀や考え方なども含む)文化面の情報を得ることも期待されている。また、イスタンブール以外の地域には日本人が少ないため、日本人教師の存在は、学習意欲の向上や維持にもつながる。

教師研修

 国際交流基金「海外日本語教師研修プログラム」に加え、2009年より博報児童教育振興会の「海外教師日本研修プログラム」が実施されている。

教師会

日本語教育関係のネットワークの状況

 トルコにおける日本語教育の質の向上と発展、教師間の情報交換を目的として2001年11月に発足したが、国の認可を受けた組織ではない。メーリングリストがあり、諸連絡に利用されている。
 2002年から、毎年国内の日本語教育関係者が集まり、研究発表、実践報告、機関紹介、情報交換などを行う場として、開催機関主催の「トルコ日本語教師会大会」を行ってきた。
 2014年から、トルコ内での日本語関連活動のさらなる発展を目指し、国の認可を得た組織にしようという声が出始める。2014年、土日基金文化センターで日本語日本文化及び日本語教育の分野の博士号取得者で、かつトルコ国内の大学に勤務している学識者によるラウンドテーブルが開催され、トルコにおける専門分野の研究を進めるうえでの課題を確認し、その対策が協議された。これを受け、2015年からその準備委員の7名が組織設立のために動き出すこととなる。そして、2016年12月、日本語・日本文化研究・応用センター(以下、JADKAM)が土日基金文化センター内に開設された。今後、JADKAMにより、日本研究・日本語教育関係者のネットワークが、さらに強化されることが期待される。
 2016年、15回続いた教師大会を国際的なものに発展させた「第1回トルコ日本語・日本語教育国際シンポジウム」が開催され、以降、「日本語・日本語教育研究国際大会」として毎年、開催されている。また、2017年12月には、JADKAM設立1年を記念した教師会議が開催された。

(1)日本語教師会 開催状況

  • 2002年9月 第1回大会 チャナッカレ・オンセキズ・マルト大学
  • 2003年9月 第2回大会 ボアジチ大学
  • 2004年9月 第3回大会 アンカラ大学
  • 2005年9月 第4回大会 エルジェス大学
  • 2006年9月 第5回大会 中東工科大学
  • 2007年9月 第6回大会 イスタンブール・ビリギ大学
  • 2008年8月 第7回大会 チャナッカレ・オンセキズ・マルト大学
    (ヨーロッパ日本語教師会との共催で、ヨーロッパ日本語教育シンポジウムと共同開催)
  • 2009年8月 第8回大会 土日基金文化センター
  • 2010年8月 第9回大会 アンカラ大学
  • 2011年8月 第10回大会 サバンジ大学
  • 2012年9月 第11回大会 ヤシャール大学
  • 2013年6月 第12回大会 エルジェス大学
  • 2014年6月 第13回大会 ボアジチ大学
  • 2015年6月 第15回大会 土日基金文化センター

(2)日本語・日本語教育研究国際大会開催状況
 第1回 チャナッカレ・オンセキズ・マルト大学(主催)
 第2回 ナムック・ケマル大学(主催)
 第3回 エルジェス大学(主催)
 第4回 アンカラ大学ディディム ÖRSEM(アンカラ大学主催)

(3)その他のセミナー・ワークショップの開催状況
 1)2003年9月  「日本語教育ワークショップ」(アンカラ大学開催)
 2)「日本語教育連絡会議」
   2013年9月 土日基金文化センター
   2004年8月 チャナッカレ・オンセキズ・マルト大学
 3)「トゥルク諸語における日本語教育セミナー」(2010年から「トゥルク諸国日本語教育セミナー」)
   2008年9月 第1回 アンカラ大学
   2010年8月 第3回 土日基金文化センター
   2017年1月、第5回 アンカラ大学
   2010年より、トゥルク諸国日本語教師ネットワークとしてメーリングリストを通しての情報交換が始まる。
 4)その他、トルコは中東地域の日本語教育ネットワークにも含まれており、年1回国際交流基金カイロ日本文化センターで開催される「中東・北アフリカ日本語教育セミナー」への参加も可能。2015年はトルコから3名、2019年は1名が参加した。

最新動向

日本語教師派遣情報

国際交流基金からの派遣

日本語専門家

 土日基金文化センター 1名

国際協力機構(JICA)からの派遣

 なし

その他からの派遣

 (情報なし)

シラバス・ガイドライン

初等教育

 統一シラバス、ガイドライン、カリキュラムはない。

中等教育

 トルコ国家教育省による外国語教育のシラバス・ガイドラインが提示されており、日本語もその中に含まれているが、日本語の統一シラバス、ガイドライン、カリキュラムはない。

高等教育

 統一シラバス、ガイドライン、カリキュラムはない。

学校教育以外

 統一シラバス、ガイドライン、カリキュラムはない。

評価・試験

  1. 1.日本語能力試験
    2019年現在、年2回アンカラ、年1回イスタンブールで実施されている。
  2. 2.YDS(Yabancı Dil Sınavı:公務員外国語レベル判定試験)
    公立・国立の教育機関で正規教員として働くために必要とされる外国語能力を測る試験で、この日本語試験が、国の認可を受けている唯一の試験である。この試験は年に1回実施されている。

日本語教育略史

1978年 アンカラ大学言語地理歴史学部中国語学科に選択科目として日本語が入る
1986年 アンカラ大学言語地理歴史学部内に日本語日本文学科設置
1988年 ボアジチ大学で選択科目の日本語開講
1989年 中東工科大学で選択科目の日本語開講
1992年 ラジオ・テレビアナトリア工業高校、イスタンブール商工会議所アナトリア商業高校が日本語教育実施
1993年 チャナッカレ・オンセキズ・マルト大学教育学部外国語教育学科内に日本語教育学科設立
1994年 エルジェス大学文理学部東洋言語学科に日本語日本文学専攻ができる
ビルケント大学に選択科目の日本語開講
1996年 イスタンブール・ビリギ大学で選択科目の日本語開講
1997年 第1回トルコ日本語教育者会議開催(主催:チャナッカレ・オンセキズ・マルト大学)
1998年 第2回トルコ日本語教育者会議開催(ボアジチ大学、チャナッカレ・オンセキズ・マルト大学による共催)
1999年 エーゲ大学で選択科目の日本語開講
2000年 土日基金文化センターで日本語講座開講
2001年 「トルコ日本語教師会」発足
2002年 第1回トルコ日本語教師会大会開催(チャナッカレ・オンセキズ・マルト大学)
2003年 イズミール経済大学で選択科目の日本語開講
2006年 イズミール工科大学、サバンジ大学で選択科目の日本語開講
イズミールで、JICA訪日研修生OBが集まり、JIKDの前身となる団体を作り、日本語教育が始まる。
2007年 ファーティヒ大学、チャナッカレ市ミッリピアンゴ高校で選択科目の日本語開講
2008年 メルシン市の市民講座の日本語閉鎖(JICAシニアボランティア帰国)
エルジェス大学が大学院設置申請
チャンカヤ大学で選択科目の日本語開講
2009年 バフチェシェヒル大学、トッブ大学、トッブ大学附属学校で選択科目の日本語開講
ヒッタイト大学で単位認定外講座の日本語開講
ジャーレ・テゼル・コレジの第三外国語に日本語が入る
2010年 土日基金文化センターがさくらネットワークメンバーになる
日本文化センターがバフチェシェヒル大学に開設
ボゾック大学、ネヴシェヒル・ハジ・ベクタシ・ヴェリ大学、ユズンジュ・ユル大学、ナムック・ケマル大学に日本語日本文学科設置
ヤシャール大学で選択科目の日本語開講
ハジェテペ大学言語教育研究センター、ガージ大学トルコ語教育実践センター、ドクズ・エイリュル大学言語教育研究実践センターで日本語開講
2011年 セルチュク大学に日本語日本文学科が設置
イズミール大学で選択科目の日本語開講
2012年 イスタンブール商科大学で選択科目の日本語開講
2013年 ゲディズ大学、メフメト・アーキフ・エルソイ大学、コジャエリ大学、イノニュ大学で選択科目の日本語開講
外国語学校EFS 外国語学校で日本語開講
アンカラ社会科学大学に日本語日本文学科設置
2014年 日本語日本文学、日本語教育分野のトルコ人有識者によるラウンドテーブル実施
チャンクル市文化講座日本語開講
イスタンブール職業訓練コース(ISMEK) 日本語開講
2015年 KTO カラタイ大学、サバンジ大学の選択科目の日本語閉講
ジャーレ・テゼル・コレジの日本語授業終了
イペッキ大学、アトゥルム大学、チャンクルカラテキン大学で選択科目の日本語開講
アンカラ大学がさくらネットワークメンバーに入る
2016年 第1回トルコ日本語・日本語教育国際シンポジウム開催(チャナッカレ・オンセキズ・マルト大学)
イペッキ大学、ゲディズ大学、ファーティヒ大学、イェディテペ大学、 イズミール大学閉鎖 外国語学校EFS Yabancı Dil Kursuの日本語閉講
ガラタサライ大学市民講座、チャンクル市文化講座の日本語閉講
チャンクルカラテキン大学選択科目の日本語閉講
ヒッタイト大学の単位認定外講座の日本語閉講
アランヤのヤシャル・タサルム高校で、日本語授業開始
エスキシェヒルのアタユルト学校高等部必修クラブで日本語指導開始
日本語・日本文化研究・応用センター(JADKAM) 開設
2017年 日本語能力試験の年2回実施
ネヴシェヒル・ハジュ・ベクタシュ・ヴェリ大学科学・文学部・日本語日本文学科で日本語授業開始
2018年 日本語能力試験 イスタンブールでの実施
アンカラ・ラジオ・テレビアナトリア工業高校の日本語授業停止
チャナッカレ・ミッリピアンゴ高校の日本語授業停止
エスキシェヒル・アタユルト学校高等部日本語指導終了
2019年 市民センター(アンカラ・イスタンブール・イズミールなどの一部のセンター)での日本語開講
2020年 イスタンブール・イマームハーティップ学校予備課程において日本語授業開始
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