日本語専門家派遣事業
日本語上級専門家・日本語専門家とは
国際交流基金(JF)は、海外の日本語教育環境を整備するため、海外の教育省、高等教育機関、JF海外事務所などに、「日本語上級専門家」及び「日本語専門家」を派遣しています。
派遣期間は当初2年間・最長4年間で、国・地域によって異なる日本語教育環境に適したアドバイスを行ったり、現地日本語教師を養成するなど、各国における日本語教育の定着と自立化の促進を進めています。
主な活動内容


- 日本語教師を対象とした研修の実施
- 授業カリキュラムの作成
- 日本語教材の制作
- 日本語講座の実施
- 日本語学習者向けイベント(スピーチコンテスト、ワークショップ、読書会など)の実施
- 日本語教師間のネットワーク構築
- 日本語学科や日本語科目の導入支援
- 日本語指導助手への指導・アドバイス
研修
KCまるごと研修(初派遣向け)(12月)
派遣に先立ち、関西国際センターで実施している日本語研修の授業見学や日本語教育専門員による講義を通じて、『まるごと 日本のことばと文化』の教え方など任地での業務に必要な知識を補完します。また日本語上級専門家・専門家、指導助手経験者の体験を聞き、業務理解を促します。
派遣前研修(2~3月)
日本語国際センターや関西国際センターの日本語教育専門員による講義やワークショップを通じて、海外での日本語教育実施のための知識・スキルを身につけるほか、JF日本語事業、派遣制度の仕組みや派遣の心構えを理解し、現地で円滑に業務を行えるよう、研修を行います。
待遇
JFは、赴任・帰任時の旅費、派遣中の報酬を支給します。また、フライトや海外旅行保険の手配、ビザ申請などの赴任準備を支援するほか、派遣先機関と協力して現地での業務と生活をサポートします。
報酬等に関する詳細は公募情報をご覧ください。
公募情報
[お問い合わせ]
国際交流基金(JF) 日本語第1事業部
Eメール:nihongo_info@jpf.go.jp
(メールを送る際は、全角@マークを半角に変更してください。)
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