Have We Met?─見知らぬ君へ
展覧会

1990年代以降のグローバル化に伴い、2000年代に入ると国籍や置かれている社会的・文化的状況が違っても、同じテレビ番組、マンガ、ポップスなどの大衆文化を見て育った、共通体験を持つ世代が生まれてきました。それまでの展覧会が注目してきたアジア内の差異ではなく、接点を作品の中に見出し、同時代性やアジアという地域性を浮き彫りにすることを意図して本展は構成されました。「アンダー・コンストラクション」(2002年)、「アウト・ザ・ウィンドウ」(2004年)に続き、アジア(インド、インドネシア、タイ、日本)のキュレーター4名による協働企画として14作家を紹介しました。
会期・会場 (東京) |
2004年12月11日~2005年1月30日 |
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国際交流基金フォーラム | |
キュレーター | アデ・ダルマワン(アーティスト、「ルアンルパ」代表) 河野晴子(資生堂ギャラリー学芸員) プージャ・スード(インディペンデント・キュレーター、「コージ」代表) プラープダー・ユン(作家、編集者) |
アーティスト | クリシナラージ・チョナトゥ、アナント・ジョシ、小林洋子、ルディ・マントファニ、森弘治、名和晃平、エコ・ヌグロホ、ウィット・ピムカンチャナポン、シギット・ピウス、アングン・プリアンボド、ポーンタウィーサック・リムサクン、さわひらき、キラン・スッビア、ヘマ・ウパッデァヤエ |
主催 | 国際交流基金 |
関連プログラム | アーティスト・トーク 2004年12月11日 / 国際交流基金フォーラム / 出席= アナント・ジョシ、小林洋子、森弘治、名和晃平、エコ・ヌグロホ、シギット・ピウス、ポーンタウィーサック・リムサクン、さわひらき、ヘマ・ウパッデァヤエ / 進行= アデ・ダルマワン、河野晴子、プージャ・スード、プラーブダー・ユン トークショー:ダイアローグ・イン・アジア 「私たちはどこかでお会いしたことがありますか?」 Part 1 / 「変容するアジアの美術表現とキュレーション」 2005年1月13日 / 国際交流基金フォーラム / 出席= デヴィッド・エリオット、建畠晢 Part 2 / 「アジア美術を語ることを語る」 2005年1月20日 / 国際交流基金フォーラム / 出席= 原久子、前田恭二、山盛英司 |
リンク | 国際交流基金ウェブサイトアーカイブページ |
カタログ
Have We Met?─見知らぬ君へ
Habu ui metto—Mishiranu kimie
古市保子|フルイチ ヤスコ [編]
Edited by Furuichi Yasuko
- 出版地:出版者
東京:国際交流基金
- 発行年
2004年
- ページ数
76p
- サイズ
26cm
- 言語
日本語 (jpn)、英語 (eng)
- NCID
BA72098219
【目次】
p4 | ごあいさつ |
p9 | 親愛なるアジアへ─どこかでお会いしたことがありますか? |
p15 | 私たちはすでに出会っているのだろうか? それぞれの物語は語り合えたのだろうか? そして、互いに恋に落ちるのだろうか? |
p25 | 図版 |
p54 | knots not notes(ノッツ・ノット・ノーツ)─思考の破片 |
p62 | ぼくの同時代人たちはすべて空港にいる |
p67 | 出品作家略歴 |
【PDF】
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