国際交流基金は、1985年から、地域に根ざした優れた国際文化交流活動を行っている団体に対し「国際交流基金地球市民賞」を授与しており、今年度も同賞の候補団体の公募を7月1日から行っています。新型コロナウイルス感染症の拡大により、対面での直接的な出会いの場を作ることが難しくなる中、交流事業を真に実りあるものにするにはどうすればよいのか、現場には、今、さまざまな課題が存在します。
国際交流基金では、この度、「国際交流基金地球市民賞」の過去の受賞団体の方々にご参加いただき、「コロナ時代の地域の国際文化交流」と題したウェビナー(オンラインセミナー)を開催しました。
「多文化共生推進」、「国際交流・市民連携」、「アートによる地域づくり」というテーマごとにセッションを設け、各団体からコロナ禍での新しい取り組みや浮かび上がった新たな課題などについてご報告いただいた上で、モデレーターも交え、コロナ時代の地域の国際文化交流のこれからの可能性について議論を行いました。
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【8月6日 アーカイブ映像】
コロナ時代の地域の国際文化交流~国際交流基金地球市民賞プレイベント~
(多文化共生) -
【8月7日 アーカイブ映像】
コロナ時代の地域の国際文化交流~国際交流基金地球市民賞プレイベント~
(国際交流・市民連携、アートによる地域づくり)
概要
- 日時:
- 2020年8月6日(木曜日)・8月7日(金曜日)19時~20時30分 参加無料(事前登録制)
- 配信:
- Zoomビデオウェビナー(※通信状況により、遅れやエラーによる中断、映像や音声の乱れが発生する場合がございます。予めご了承ください。)
- 主催:
- 国際交流基金
プログラム
8月6日(木曜日)19時~20時30分
【多文化共生】
- 受賞団体:
- NPO法人 多言語社会リソースかながわ(MICかながわ)〔2013年/理事 岩本 弥生〕
- 一般財団法人 熊本市国際交流振興事業団〔2016年/事務局長 八木 浩光〕
- 芝園かけはしプロジェクト〔代表 圓山 王国〕(芝園団地自治会(2017年)と連携する学生ボランティア団体)
- NPO法人 Nagomi Visit 〔2017年/代表理事 楠 めぐみ〕
- 一般社団法人 グローバル人財サポート浜松〔2018年/代表理事 堀 永乃〕
- モデレーター:
- 田村 太郎(ダイバーシティ研究所 代表理事)
- 藤沢 久美(シンクタンク・ソフィアバンク 代表)
8月7日(金曜日)19時~20時30分
【第1部 国際交流・市民連携】
- 受賞団体:
- NPO法人 アジア太平洋こども会議・イン福岡〔1992年/プログラム・コーディネーター 有冨 愛〕
- 小松サマースクール実行委員会〔2018年/実行委員長 泉谷 留美〕
- NPO法人 パンゲア〔2018年/理事長 森 由美子〕
- モデレーター:
- 藤沢 久美(シンクタンク・ソフィアバンク 代表)
- 若林 朋子 (プロジェクト・コーディネーター/プランナー 立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科特任准教授)
【第2部 アートによる地域づくり】
- 受賞団体:
- NPO法人 黄金町エリアマネジメントセンター〔2017年/事務局長 山野 真悟〕
- 国際児童・青少年演劇フェスティバルおきなわ実行委員会〔2019年/代表 下山 久〕
- モデレーター:
- 河島 伸子(同志社大学経済学部 教授 )
- 若林 朋子 (プロジェクト・コーディネーター/プランナー 立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科特任准教授)