YPAMトークイベント(ミーティングポイント)
国際交流基金(JF)は、YPAM(横浜国際舞台芸術ミーティング)との共催により、2025年度舞台芸術専門家招へい事業で来日する専門家によるトークやシンポジウムを行います。また、9月にシンガポール、11月にバンコクへ派遣したアーティスト(2025年度舞台芸術専門家派遣事業)による活動紹介/報告会も合わせて開催します。
シンポジウム
YPAMディレクション:更新・再構築・再想像
YPAMの公式公演プログラム「YPAMディレクション」は、2010~20年代にアジアで画期的なアーティスト・ラボや交流プログラムを展開した3人の助力を得て、簡易上演と討論から成るプロフェッショナル限定の連続フォーラムとして今年再編成されます。コンセプトと作品化の間の、潜在性、問題提起、地域/現地の文脈に満ちた場所での3人の経験と、それに基づく新しいYPAMディレクションのヴィジョンを共有します。
| 日時 | 2025年12月9日(火曜日)10時30分~12時 |
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- 主催:国際交流基金、横浜国際舞台芸術ミーティング実行委員会
- 参照:2025年度舞台専門家交流事業「YPAM ディレクション」
劇場/フェスティバルにおけるプログラム構築の視点と劇場/フェスティバル間ネットワーク
ローカルな文脈に根差しつつ、それを超えて国際的に展開する劇場やフェスティバルのプログラムは、どのような理念と方法によって創られているのか。また、そのような劇場やフェスティバルがつながるネットワークの意義とは何か。アジア・オセアニアとヨーロッパの事例から考えます。本セッションは、クリエイター支援基金(Japan Creator Support Fund)による「舞台芸術海外コーディネーター育成事業」の一環として実施します。
| 日時 | 2025年12月11日(木曜日)10時~12時 |
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| 登壇者 |
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- 主催:文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会、公益社団法人全国公立文化施設協会
- 連携:横浜国際舞台芸術ミーティング(YPAM)
- 協力:国際交流基金
ラウンドテーブル
越境する身体と物語:東南アジアの舞台芸術が語る現在
東南アジアの舞台芸術は、歴史や社会、政治の変動の中で“身体”を通して語り、抵抗し、記憶してきました。本セッションでは、インドネシア、ミャンマー、カンボジア、ベトナムのアーティストやキュレーターが、「越境」「継承」「身体」「語り」をテーマに実践を共有し、東南アジアの舞台芸術の現在を多角的に探ります。地域や世代を越えた対話を通して、身体が語る“今”と“未来”を見つめ直します。
| 日時 | 2025年12月9日(火曜日)13時~13時40分 |
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| 登壇者 |
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主催:国際交流基金、横浜国際舞台芸術ミーティング実行委員会
東南アジアのプラットフォームの設計図:持続可能な運営を考える
国や地域によって文化政策や資金構造が異なる中、舞台芸術のプラットフォームを持続的に運営することは大きな課題です。本セッションでは、タイとインドネシアでプラットフォーム運営に携わる登壇者が、アーティストや運営者の協働、資源の共有を通じて築く独自の持続可能なモデルを紹介します。創作と運営の両面から、次世代へとつながるプラットフォームの可能性を考えます。
| 日時 | 2025年12月9日(火曜日)14時~14時40分 |
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| 登壇者 |
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主催:国際交流基金、横浜国際舞台芸術ミーティング実行委員会
プレゼンテーション
国際交流基金/YPAM共催 2025年度舞台芸術専門家派遣事業:バンコク派遣アーティストによる活動紹介
国際交流基金(JF)とYPAMは、ASEAN地域での活動や現地アーティストとの協働を目指す日本の若手アーティストを支援する派遣プログラムを昨年度より実施しています。本報告会では、2025年11月に行われたバンコク派遣の成果として、Bangkok Theatre FestivalやGHOST:2568への参加、ピチェ・クランチェンによるワークショップなどの報告と、活動の紹介を行います。
| 日時 | 2025年12月10日(水曜日)10時30分~12時 |
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| 登壇者 |
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- 主催:国際交流基金(JF)、横浜国際舞台芸術ミーティング実行委員会
- 参照:国際交流基金 - 令和7年度舞台芸術専門家派遣事業(共催:YPAM)シンガポール派遣アーティスト決定
教育・創作・地域再生:東南アジアにおける“まなざし”の再構築
教育や地域、そして創作の現場から、東南アジアの舞台芸術は社会の変化に応じて進化を続けています。本セッションでは、教育を通じて社会課題に取り組むフィリピンPETAのIcee Po、地域文化の継承を進めるラオスのSiphai Thammavong、都市と想像力を軸に創作するマレーシアのRidhwan Saidiが登壇。それぞれの実践を通して、アジアにおける芸術と社会の関係を考えます。| 日時 | 2025年12月10日(水曜日)14時~14時40分 |
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| 登壇者 |
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主催:国際交流基金(JF)、横浜国際舞台芸術ミーティング実行委員会
種から舞台へ:インドネシア、日本、そして世界のつながりを育む
インドネシアの舞台芸術のエコシステムは、アーティスト、フェスティバル、そして政府の取り組みをつなぎながら、近年ますます相互の連携を深めています。本セッションでは、プロデューサーやフェスティバル・ディレクターとともに近年の変化を振り返りつつ、有意義な協働の可能性を考えます。リソースの共有や交流を通じて、舞台芸術の可視性とケアの文化をどのように育み、さまざまな舞台やコミュニティにおける国際的なつながりの機会を広げていけるのかを探ります。
| 日時 | 2025年12月10日(水曜日)15時~15時40分 |
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| 登壇者 |
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主催:国際交流基金(JF)、横浜国際舞台芸術ミーティング実行委員会、Manajemen Talenta Nasional Seni Budaya
国際交流基金/YPAM共催 2025年度舞台芸術専門家派遣事業:シンガポール派遣アーティストによる活動紹介
国際交流基金(JF)とYPAMは、ASEAN地域での活動や現地アーティストとの協働を目指す日本の若手アーティストを支援する派遣プログラムを昨年度より実施しています。本報告会では、昨年に引き続きEsplanade – Theatres on the BayおよびDance Nucleusの協力のもと、2025年9月に行われたシンガポール派遣で参加したda:ns LAB、CAN、Vectorの報告と活動紹介を行います。
| 日時 | 2025年12月11日(木曜日)10時30分~12時 |
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| 登壇者 |
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- 主催:国際交流基金(JF)、横浜国際舞台芸術ミーティング実行委員会
- 参照:国際交流基金 - 令和7年度舞台芸術専門家派遣事業(共催:YPAM)シンガポール派遣アーティスト決定
- 会場:男女共同参画センター横浜南(フォーラム南太田)
- 通訳:シンポジウム(同時通訳)、プレゼンテーション、ラウンドテーブル(逐次通訳)
- 参加方法:YPAM参加登録者(プロフェッショナル/有料)が必要です。
詳細はこちら:https://ypam.jp/participation/index.html
YPAM公式ウェブサイト:ミーティングポイント | YPAM 
[お問い合わせ]
国際交流基金(JF)
文化事業部舞台芸術チーム
電話:03-5369-6063
E-mail:pa@jpf.go.jp
(メールを送る際は、全角@マークを半角に変更してください。)