日系アメリカ人交流事業(JALD

「日系アメリカ人リーダー招へいプログラム(The Japanese American Leadership Delegation (JALD) program)」は、米国の日系人社会と日本の相互理解と交流を深めることを目的として、2000年に外務省によって開始されました。旧日米センター(現国際対話部事業第2チーム)は2003年以降、来日した日系アメリカ人をパネリストに迎え、米日カウンシルとの共催によりシンポジウム等を開催しています。

日系アメリカ人リーダーシップ・シンポジウム 登壇者の集合写真

アメリカへの移民は、明治時代に始まり、いま全米における日系人人口は約155万人となっています(2020年米国国勢調査)。第2次世界大戦中のアメリカ政府による強制収容の試練を克服し、その後米国各地に根を下ろした世代を経て、新しい世代の日系人は政治、経済、教育など多くの分野で活躍するにいたっています。

本プログラムでは、外務省が米日カウンシルとの共催で、毎年、全米各地でリーダー層として活躍する日系アメリカ人を数名日本に招き、約1週間の日程で、東京とその他地方都市を訪問し、シンポジウムなどに参加のほか、政官民の幅広い有識者との交流や文化施設の視察などを行います。

参加者は、訪日経験を通じて現代の日本に対する理解を深めるだけでなく、帰国後も過去のJALD参加者や在米公館、米日カウンシルと共に長期的な視野にたった日米友好関係のための活動に積極的に参加し、日系人同士のネットワークの発展にも意欲的に取り組んでいます。日系人の世代が進むにつれ、日本との距離が開きつつある中、本プログラムは日系アメリカ人と日本人とを結びつけ、関係の活性化を図る数少ない交流チャンネルといえます。

U.S.-Japan Councilのロゴ画像
Home - U.S.-Japan Council (usjapancouncil.org)

日系アメリカ人のネットワーク維持や、日系アメリカ人と日本人、アメリカ人の相互交流を促進し、強力な日米関係を築きあげることを目的に2008年に設立された米国の非営利団体です。本部をワシントンDC、支部をカリフォルニア、ハワイ、東京に設けています。

2023年度の事業
2022年度の事業
2021年度以前の事業
日系アメリカ人交流事業 過去の実施事業リスト

[お問い合わせ]

国際交流基金 国際対話部
事業第2チーム
電話:03-5369-6074 ファックス:03-5369-6043
Eメール: jfgp2@jpf.go.jp
(メールを送る際は、全角@マークを半角に変更してください。)
What We Do事業内容を知る