日本語教育に関するFAQ

Q1.
海外で日本語を学習している人は何人ぐらいいますか?
A.
2021年度に国際交流基金が行なった「海外日本語教育機関調査」によると、海外には約379万人の学習者がいます。この調査では学習者のほかに、各国・地域の機関数、教師数などについても調べており、調査年度ごとの報告書や集計表を公開しています。
Q2.
●●(特定の国・地域)で行なわれている日本語教育の情報を知りたいのですが。
A.
日本語教育国別情報」にて、世界204カ国・地域の日本語教育の実施状況(国別一覧)や、各国・地域の日本語教育に関する主要なシラバス・ガイドライン教師会・学会などについての情報をご覧いただけます。また、各国の個別の日本語教育機関の住所や連絡先については、「日本語教育機関検索サイト」で検索できます。
Q3.
海外で日本語を教えたいのですが、国際交流基金からの派遣はありますか?
A.
国際交流基金は各国教育省、国際交流基金海外事務所、日本人材開発(協力)センター、中等・高等教育機関などに派遣しています(派遣事業)。募集情報はこちらの採用情報からご確認ください。
Q4.
国際交流基金の日本国内での研修にはどのようにしたら参加できますか?
A.
国際交流基金では、日本語国際センター(埼玉県さいたま市)と関西国際センター(大阪府田尻町)にてさまざまな日本語教育に関する研修を行なっています。参加者を公募しているプログラムについては、公募プログラムガイドラインをご覧ください。プログラムによって、申請資格(国内・海外、個人・機関など)、申請締切、申請受付回数が異なりますので、ご留意ください。
Q5.
海外の機関で日本語を教えていますが、国際交流基金から支援を受けられますか?
A.
国際交流基金は、各種助成プログラムや日本語教材の寄贈などを通じて、海外の日本語教育を支援しています(助成・支援事業)。各プログラムの詳細は公募プログラムガイドラインをご覧ください。プログラムによって、申請資格(国内・海外、個人・機関など)、申請締切、申請受付回数が異なりますので、ご留意ください。
Q6.
国際交流基金発行の出版物を入手したいのですが。
A.
国際交流基金が発行した主な日本語教育関係の出版物は、日本語教育分野の刊行物をご確認ください。 国際交流基金が制作した教材については、国際交流基金制作教材一覧 で出版社、本体価格、ISBNをまとめています。
Q7.
日本語能力試験はどのような試験ですか?受験するにはどうしたらいいですか?
A.
日本および海外において、原則日本語を母語としない人を対象として、日本語の能力を測定し、認定することを目的として行う試験で、1984年より実施しています。N1~N5の5つのレベルに区分されています。
受験の申し込みや、実施機関・場所などの詳細は「日本語能力試験公式Webサイト」をご覧ください。
Q8.
国際交流基金日本語基礎テスト(JFT-Basic)はどのような試験ですか?受験するにはどうしたらいいですか?
A.
国際交流基金日本語基礎テスト(JFT-Basic)は、2019年4月に開始した日本語試験で、主として働くために日本に来る外国人が、日本で生活する時のコミュニケーションに必要な日本語の能力を測り「ある程度日常会話ができ、生活に支障がない程度の能力」があるかどうかを判定します。日本の在留資格「特定技能1号」の申請に必要な日本語能力の証明のために使うことができます。コンピューター・ベースト・テスティング(CBT: Computer Based Testing)方式の試験で、アジアの複数国と日本で実施しています。
テストの構成やレベルの目安、また、受験申込方法や試験日・試験会場などの詳細は「国際交流基金日本語基礎テスト(JFT-BasicWebサイト」をご覧ください。
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