日中キュレーター交流研修事業:中国から若手キュレーターを招へい
国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、美術分野における日本と中国の継続的な交流促進のために、平成26年度より日中キュレーター交流研修事業を実施しております。これまでに行なった日本の若手キュレーターの中国への派遣(2回)と中国からの招へい(2回)での専門家交流を継続・強化するため、本年10月に中国からキュレーター4名を招へいします。
10日間の日程では、初めに日本の現代美術を概説するレクチャーを受講することで、視察に際してベースとなる知識を蓄え、東京や近郊を中心とした美術館やアートスペース、国際展等を訪問します。また、日本の美術関係者との交流を通して、日本の美術事情への理解を更に深め、ネットワーク作りを行います。滞在の終わりには日本の同世代のキュレーターと、お互いの国、拠点都市の美術事情に関する情報や意見を交換し、両国の共通課題や違いを知り、日中のキュレーターが協力していくことの可能性を考える機会を持ちます。
概要
招へい期間
2017年10月17日(火曜日)~26日(木曜日)
招へいキュレーター
- 卞卡(BIAN Ka)〔K11美術館部展覧会マネージャー〕(北京)
- 巣佳幸(CHAO Jiaxing)〔星美術館シニアキュレーター〕(上海)
- 劉畑(LIU Tian)〔インディペンデント・キュレーター〕(杭州)
- 張涵露(ZHANG Hanlu)〔インディペンデント・キュレーター/ARTFORUM China アソシエイト・エディター〕(上海)
主な訪問先
東京国立近代美術館、東京都写真美術館、森美術館、21_21 Design Sight、Arts Initiative Tokyo、ヨコハマトリエンナーレ、小山市車屋美術館等
参考
- 「日中キュレーター交流研修事業」から見えてきた課題とは?
- 日中キュレーター交流研修事業:日本の若手キュレーターが北京・上海のアートシーンを視察
- 日中キュレーター交流研修事業:中国の若手キュレーター等を招へい
- 日中キュレーター交流研修事業:日本の若手キュレーターを上海・北京へ視察派遣
- 日中キュレーター交流研修事業:中国から若手キュレーターを招へい
[お問い合わせ]
国際交流基金(ジャパンファウンデーション)
文化事業部 事業第1チーム
担当:鈴木、末吉、湯橋
電話:03-5369-6061