国際交流基金 インド太平洋パートナーシップ・プログラム(JFIPPリサーチ・フェローシップ)

JFIPP 国際交流基金インド太平洋パートナーシップ・プログラム Japan Foundation Indo-Pacific Partnership Program リサーチ・フェローシップ Research fellowship

国際交流基金(JF)では、インド太平洋地域におけるパートナーシップと知的ネットワークの構築を目的として、新たなフェローシップ・プログラムを令和5年度から実施いたします。

JFIPPリサーチ・フェローシップについて

本プログラムは、インド太平洋地域において自由で開かれた国際秩序を維持・強化し、地域全体の平和と安定・繁栄に寄与することを目指し、インド太平洋地域内外の連携や関与が必要な共通の政策課題について、国際的な研究や共同活動の推進を行うものです。
同じ課題をテーマとして共有する次世代の研究者や専門家、実務者の活動を支援し、新しい知的協力の場を築いていくとともに、インド太平洋地域から、域内あるいは世界共通のグローバルな課題について、未来志向かつ開かれた視点で、将来的に知的公共財として共有できる新たな政策提案やビジョン・構想を提示し、課題解決に貢献していくことを目指しています。

令和6年度公募のお知らせ New

締切:2024年6月14日(金曜日)正午(日本時間)

以下の要領で公募を行います。詳細はページ下部の申請要領(3. 申請要綱及び申請書類)をご覧ください。

申請資格
  1. 1.日本、インド、オーストラリア、米国の国籍/市民権を有する者、もしくはその他の国籍保有者で、日本、インド、オーストラリア、米国のいずれかに5年以上の実態を伴う研究・活動拠点を有する者
  2. 2.博士号(Ph.D.)もしくは当該分野での最高学位を有している者。もしくは専門分野において7年以上の実務経験を有する者
対象となる研究課題
  • インド太平洋地域において自由で開かれた国際秩序を維持・強化し、地域全体の平和と安定・繁栄に寄与することを目指した、政策指向性を持つ研究や調査などを想定しています。
  • 地域や世界が現在直面する潜在的・顕在的な課題に関し、域内の連結性及び協働を促進させるテーマを想定しています。なお、以下に示すものは例示ですので、これ以外の領域のプロジェクトでも申請することは可能です。
    <テーマ例>
    気候変動、グローバルヘルス、防災・災害復興、社会的・経済的格差の是正、人口問題、経済安全保障、エネルギー安全保障、食糧問題、海洋協力(海洋法など)、開発協力、サイバーセキュリティ、デジタルトランスフォーメーション、グリーン・トランスフォーメーションなど
    ※人文科学、社会科学、自然科学の領域を横断した学際的なプロジェクトも歓迎します。
  • 複数国での研究活動が支援対象です。現在の居住国以外の2か国以上で行われるものとしてください。1か国のみで行われるプロジェクトは対象外です。
フェローシップの期間
  • 4か月以上、12か月を上限とします。
  • フェローシップは2025年1月~12月までの間に開始するものとします。
    フェローシップを2回に分割して取得することも可能ですが、開始から15か月以内に終了しなければなりません。
  • 海外に拠点がある者の場合は日本に1/2以上の期間、日本に拠点がある者は米国、オーストラリア、インドいずれかの国に1/2以上の期間滞在することが求められます。
※全ての渡航先で受入保証(受入機関、受入協力者)を確保する必要があります。JFは研究協力者・協力機関の紹介を行いません。
支給内容

国際航空運賃(エコノミークラス割引運賃、フェロー本人のみ)、滞在費・研究活動費、渡航関係一時金(1回のみ)、扶養随伴家族加算金(該当者のみ)、海外旅行保険

採用人数

20名程度(予定)

申請手続
  1. 1.申請締切:2024年6月14日(金曜日)正午(日本時間)
  2. 2.申請方法
    1. a.申請書類を本ウェブサイトからダウンロードします。
    2. b.申請要綱及び申請書類作成ガイドに従い、申請書類を作成します。
    3. c.メール添付にて以下の申請書類(ア)~(オ)を下記へ提出してください。
      提出先:
      Eメール:JFIPP_research@jpf.go.jp
      (メールを送る際は、全角@マークを半角に変更してください。)
      メールの件名は必ず「JFIPPフェローシップ申請」としてください。
      1. (ア)Form A:Executive Summary(申請サマリー)
      2. (イ)Form B:Project Statement Form(研究計画書)
      3. (ウ)Form C:Information on Applicant and Project Proposal(申請情報)
      4. (エ)Form D:Curriculum Vitae(履歴書/職務経歴書)
      5. (オ)Form E:Confidential Reference Letter(推薦書)※2通
  3. 3.申請要綱及び申請書類
結果通知 2024年11月(予定)

令和6年度公募 オンライン説明会のご案内(要事前申し込み) New

令和6年度公募についてオンライン説明会を開催します。
日時:2024年5月1日(水曜日)19時(JST
使用言語:日本語のみ

参加をご希望の方は、以下の登録フォームから必要事項の記入をお願いいたします。

フェロー一覧 New

第1期(2023)のJFIPPリサーチ・フェローとして、日本、インド、オーストラリア、米国から計16名のフェローを令和5年度は採用しました。

アドバイザー

JFIPPリサーチ・フェローシップでは、プログラム運営への助言や審査などを目的として、国際諮問委員会を設置しています。
諮問委員(アドバイザー)は以下の方々です。

  • 中西 寛(京都大学大学院法学研究科教授)
  • シーラ・スミス(外交問題評議会シニアフェロー)
  • ローリー・メドカフ(オーストラリア国立大学ナショナル・セキュリティ・カレッジ所長)
  • ラジャ・モハン(アジアソサエティ・ポリシーインスティテュートシニアフェロー)
  • 片田 さおり(南カリフォルニア大学国際関係学部教授)
  • 筒井 清輝(スタンフォード大学社会学部教授)
  • 土屋 大洋(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授)

[お問い合わせ]

国際交流基金(JF
国際対話部 JFIPP 事業事務局
電話:03-5369-6072
Eメール:JFIPP_research@jpf.go.jp
(メールを送る際は、全角@マークを半角に変更してください。)

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