地球市民賞 公開シンポジウム ~多様な文化の共生~

国際交流基金では、1985年から地域に根ざした国際交流団体を顕彰する地球市民賞を実施しています。 2018年6月にフォローアップ事業として、「多様な文化の共生」をテーマに神戸においてワークショップ、公開シンポジウムを行いました。 阪神大震災をきっかけにNPOの活動が活発になり、深化している神戸に全国から地球市民賞受賞団体が集結し、互いの知恵やアイデア、情報を活発に交換することができました!

地球市民賞フォローアップイベント~多様な文化の共生~ 報告書

プログラム

  1. 登壇者プロフィール
  2. ご挨拶
  3. オープニングセッション
  4. 第1セッション「震災の経験から」
  5. 第2セッション「人と社会をつなぐアートの可能性」
  6. 第3セッション「社会を拓く多文化パワー」
  7. クロージングセッション「神戸宣言」の発表

ワークショップ

  1. はじめに
  2. 企業の取り組み紹介
  3. グループディスカッション「企業との協働について」
  4. フィールドトリップ

参加団体プロフィール

  1. フォローアップイベント参加者
  2. 運営協力いただいたボランティアの皆さん
  3. 終わりに

「地球市民賞 公開シンポジウム ~多様な文化の共生~」開催概要

概要

チラシの画像
チラシ【PDF:5.84MB】

日時:
2018年6月30日(土曜日)13時~17時
会場:
デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)303
〒651-0082 兵庫県神戸市中央区小野浜町 1-4
主催:
国際交流基金
後援:
兵庫県、兵庫県国際交流協会、神戸市、神戸市国際協力交流センター、関西SDGsプラットフォーム
協力:
ネスレ日本株式会社、 阪急阪神ホールディングス株式会社、 プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン株式会社
運営協力:
アイセック神戸大学委員会 NEST

プログラム

  • 13時

    開会 総合司会 吉富 志津代(特定非営利活動法人 たかとりコミュニティセンター 常務理事)

    主催者挨拶柄 博子(国際交流基金 理事)

    企画趣旨説明田村 太郎

  • 13時10分

    オープニングセッション(鼎談)

    登壇者
    植松 賢治 神戸市市長室国際部長
    河合 誠雄 プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン株式会社 ガバメントリレーションズシニアマネージャー
    永田 宏和 特定非営利活動法人 プラス・アーツ(兵庫県)理事長
    テーマ
    国際都市神戸のこれまでの歩みとこれからの可能性
    概要
    開港以来国際都市として発展してきた神戸の多文化共生の歩みを概観し、阪神・淡路大震災からの復興を経て、これからの都市が多様な文化の人が暮らしやすい魅力的なまちになるにはどうすればよいか、現状と今後の可能性について話題提供する。
  • 13時40分

    第1セッション「震災の経験から」

    登壇者
    大城 ロクサナ特定非営利活動法人 たかとりコミュニティセンター(兵庫県)理事
    八木 浩光熊本市国際交流振興事業団(熊本県)事務局長
    吉田 恵美子特定非営利活動法人 ザ・ピープル(福島県)理事長
    モデレーター
    田村 太郎
    概要
    阪神淡路、東日本、熊本、各地の震災経験と、それを契機に浮彫りになった地域が抱える多文化共生の問題点、解決に向けた取り組みを紹介するとともに、今後の課題や方向性について議論する。
  • 休憩

  • 14時40分

    第2セッション「人と社会をつなぐアートの可能性から」

    登壇者
    下田 展久特定非営利活動法人 芸術と計画会議C.A.P(兵庫県) 代表
    山野 真悟認定非営利活動法人 黄金町工リアマネジメントセンター(神奈川県)事務局長
    横堀 ふみ特定非営利活動法人 ダンスボックス(兵庫県) プログラム・ディレクター
    モデレーター
    荻原 康子(公益財団法人 墨田区文化振興財団 常務理事)
    概要
    地域の外国人コミュニティをはじめとするマイノリティの人々と社会との接点を設け、多様なものをつつみこむ社会をつくっていくにはどうすればいいか。 特にアートが持つ力、可能性に着目し、多様な文化をつつみこむ社会づくりを考える。
  • 15時30分

    第3セッション「社会を拓く多文化パワー」

    登壇者
    岡﨑 広樹芝園団地自治会(埼玉県)事務局長
    金城 ナヤラナツミ特定非営利活動法人 ブラジル友の会(岐阜県)理事
    フフデルゲル特定非営利活動法人 神戸定住外国人支援センター(兵庫県)ゼネラルマネージャー
    モデレーター
    藤沢 久美(シンクタンク・ソフィアバンク 代表)
    概要
    多様な文化をつつみこむまちづくりを考えるときに、外国人住民がそれぞれの視点から主体的に参加することが欠かせない。外国人住民が主体的に参加するまちづくりを考える
  • 16時20分

    クロージングセッション

    • 神戸宣言の発表(田村 太郎)
    • 主催者あいさつ
  • 16時30分

    閉会

  • 17時

    終了

参加者プロフィール

田村太郎氏の写真
  • 実行委員代表
    ダイバーシティ研究所 代表理事 国際交流基金地球市民賞選考委員
  • 田村 太郎
Profile
兵庫県伊丹市生まれ。高校卒業後、アジア、ヨーロッパ、アフリカ、南米などを旅する。在日フィリピン人向けレンタルビデオ店で勤務することで、日本で暮らす外国人の課題を知る。阪神大震災直後に外国人被災者へ情報を提供する「外国人地震情報センター」の設立に参加。
1997年4月から2004年3月まで(特活)多文化共生センター代表として同センターの成長に居合わせた。2004年4月からIIHOE研究主幹として、NPOのマネジメントサポートや自治体との協働にテーマを移し、非営利民間の立場から地域社会を変革するしくみづくりに取り組む。また、2007年1月からダイバーシティ研究所代表として、CSRにおけるダイバーシティ戦略に携わる。
2011年3月東日本大震災を受けて、「被災者をNPOとつないで支える合同プロジェクト(つなプロ)」、スペシャルサポートネット関西 の発足に関わり、それぞれ代表幹事、世話人を務める。また、内閣官房に発足した「震災ボランティア連携室」で企画官に就任。被災地のニーズ把握や震災ボランティア促進のための施策立案に携わった。2012年2月より復興庁上席政策調査官となり、14年4月からは復興推進参与としても東北復興に携わる。
吉富志津代氏の写真
  • 総合司会
  • 特定非営利活動法人 たかとりコミュニティセンター 常務理事
  • 吉富 志津代
Profile
名古屋外国語大学世界共生学部教授。在神戸アルゼンチン総領事館など中南米の領事館秘書を経て、1995年の阪神・淡路大震災後は、外国人救援ネットやFMわぃわぃの設立に参加。その市民活動の延長で、主に多言語環境の促進や外国にルーツを持つ青少年育成のための活動を切り口に、多文化共生社会の実現にむけた外国人自助組織の自立支援活動に従事する。その他の役職はNPO法人多言語センターFACIL理事長、兵庫県長期ビジョン審議会委員、移民政策学会理事など。 神戸大学修士(国際学)、京都大学博士(人間・環境学)。

オープニングセッション
<登壇者>

神戸市市長室国際部長 植松賢治氏の写真
  • 神戸市市長室 国際部長
  • 植松 賢治
Profile
兵庫県神戸市出身,関西学院大学法学部を卒業し,1985年神戸市役所に入庁。西区役所まちづくり推進課長,シアトル事務所長,環境局環境貢献都市担当部長を歴任。2015年4月から神戸国際協力交流センター常務理事に就任し,新たに外国人市民と日本人市民が英語で意見交換する「神戸コミュニティフォーラム」の開催や外国人市民の日本語学習支援の拡充など市内在住外国人への支援の強化に取り組む。2018年4月より現職。
P&Gジャパン株式会社ガバメントリレーションズシニアマネージャー 河合誠雄氏の写真
  • プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン株式会社 ガバメントリレーションズシニアマネージャー
  • 河合 誠雄
Profile
カナダ・トロント生まれ。トロント大学大学院卒業後、P&Gに入社。日本カナダ会の代表等、社外で数々の役職を歴任する一方で、国・地域の競争力の向上と共に、それに欠かせない世界を舞台に活躍できる次世代の人材育成をライフワークの一つとしている。兵庫県立大学にてグローバル・リーダー育成ユニット(現:グローバル教育プログラム)の立ち上げに関わるほか他大学でも講師としても勤め、国際都市神戸の英語教育を考える懇話会やひょうごツーリズム戦略推進会議の委員等として社会制度の在り方についても発信している。
NPO法人プラス・アーツ(兵庫県)理事長 永田宏和氏の写真 Photo by Yoshiaki Tsutsui AXIS
  • 特定非営利活動法人 プラス・アーツ(兵庫県)理事長
  • 永田 宏和
Profile
1993年大阪大学大学院修了。2005年阪神・淡路大震災10周年事業で家族が楽しみながら防災を学ぶプログラム「イザ!カエルキャラバン!」を開発。2006年特定非営利活動法人 プラス・アーツ設立。現在、首都圏、関西圏など全国各地及び、インドネシア、タイ、フィリピン、中米、南米など海外での防災教育普及に積極的に取り組む。東京ガス、東京メトロ、三井不動産グループ、無印良品、NHKなど企業・メディアの防災アドバイザーも数多く務めている。TBS「情熱大陸」、日本テレビ「世界一受けたい授業」出演。

第1セッション
<登壇者>

NPO法人たかとりコミュニティセンター(兵庫県)理事 日比野純一氏の写真
  • 特定非営利活動法人 たかとりコミュニティセンター(兵庫県)理事
  • 大城 ロクサナ(Ajipe Oshiro Roxana Angelica
Profile
ペルー出身。秘書専門学校卒業後、貿易会社勤務を経て1991年来日。1995年の阪神・淡路大震災後、被災者としての経験を生かし、2000年度よりFM わぃわぃにてスペイン語番組担当と同時に、TCC にて南米出身スペイン語圏住民の自助活動を開始。その延長線上で2011年に「ひょうごラテンコミュニティ」を独立させ、代表として、相談事業、スペイン語情報誌の発行や母語教室などの活動を継続している。その他、FM CO・CO・LO スペイン語番組担当など。
熊本市国際交流振興事業団(熊本県)事務局長 八木浩光氏の写真
  • 熊本市国際交流振興事業団(熊本県)事務局長
  • 八木 浩光
Profile
熊本出身、1997年より事業団で国際交流事業をとおし、熊本市の活性化と発展を推進。多文化共生分野では、県立大学で「生活者としての外国人のための日本語教材」作成を指導。2010・2015年に、「県内における生活者としての外国人への日本語教育に関する考察」を発表。熊本地震時に外国人避難対応施設および災害多言語支援センターを運営。事業団が2016年度国際交流基金「地球市民賞」を受賞。現在、多文化共生の拠点となる日本語教室の地域展開など、外国人・日本住民が普段から共に支え合える地域づくりを推進している。
NPO法人ザ・ピープル(福島)代表 吉田恵美子氏の写真
  • 特定非営利活動法人 ザ・ピープル(福島県)理事長
  • 吉田 恵美子
Profile
福島県いわき市において、古着のリサイクルなどを通して住民主体のまちづくりを目指して1990年から活動する「特定非営利活動法人ザ・ピープル」理事長。長年にわたり市内外に古着回収用ボックスを設置し、年間260トンの古着を回収、再資源化に取り組む。また、その収益金の社会還元として、タイ国山岳民族に対する教育支援等を行ってきた。東日本大震災後は、救援物資としての古着提供を皮切りに被災者・避難者支援事業を展開。オーガニックコットンの栽培を通して、震災後の地域農業とコミュニティの再生を目指す取り組みも行っている。
いわきおてんとSUN企業組合の代表理事も務める。

第2セッション
<登壇者>

NPO法人芸術と計画会議C.A.P(兵庫県) 下田 展久氏の写真
  • 特定非営利活動法人 芸術と計画会議C.A.P(兵庫県) 代表
  • 下田 展久
Profile
1957年、川崎生まれ。1979年、アルファレコードよりアルバム「ムーンダンサー」でレコードデビュー。1988年、神戸ポートアイランドのジーベックホール設立準備に参加し2000年まで同ホールのプロデュースを担当した。1997年、震災をきっかけにはじまった日仏芸術家の交流活動:アクト・コウベ・ジャパンの事務局を勤める。1997年よりC.A.P.(芸術と計画会議)に参加。2000年、ジーベックから親会社のTOA株式会社に異動。2002年、C.A.P.の法人化を機会に会社を退職しC.A.P.専従職員となる。2015年よりC.A.P.代表。
認定非営利活動法人黄金町工リアマネジメントセンター(神奈川県)事務局長 山野真悟氏の写真
  • 認定非営利活動法人 黄金町工リアマネジメントセンター(神奈川県)事務局長
  • 山野 真悟
Profile
1950年福岡県生まれ。1978年よりIAF芸術研究室を主宰、展覧会企画等をおこなう。1990年ミュージアム・シティ・プロジェクト事務局長に就任。1990年より隔年で街を使った美術展「ミュージアム・シティ・天神」をプロデュース。「まちとアート」をテーマに、プロジェクトやワークショップ等を多数てがける。2005年「横浜トリエンナーレ」キュレーター。2008年より「黄金町バザール」ディレクター、翌2009年黄金町エリアマネジメントセンター事務局長に就任。2014年度(第65回)芸術選奨文部科学大臣賞受賞。2016年横浜市文化賞受賞。
特定非営利活動法人ダンスボックス(兵庫県) 横堀ふみ氏の写真
  • 特定非営利活動法人 ダンスボックス(兵庫県)プログラム・ディレクター
  • 横堀 ふみ
Profile
神戸・新長田在住。劇場Art Theater dB神戸を拠点に、滞在制作を経て上演する流れを確立し、ダンスを中心としたプログラム展開を行う。同時に、アジアの様々な地域をルーツにもつ多文化が混在する新長田にて、独自のアジア展開を志向する。ベトナム人の夫をもち、一児の母でもある。

<モデレーター>

公益財団法人 墨田区文化振興財団常務理事 荻原 康子氏の写真
  • 公益財団法人 墨田区文化振興財団 常務理事 元国際交流基金地球市民賞選考委員
  • 荻原 康子
Profile
複数のアーティスト・イン・レジデンスに関わった後、INAX文化推進部、キュレーター・オフィスに所属。2001年、企業メセナ協議会入局。顕彰事業、機関誌、セミナー等を担当する他、会員企業のメセナプログラムに企画協力。2011年、事務局長就任。「東日本大震災 芸術・文化による復興支援ファンド」はじめ新たな助成制度の設立に携わるとともに、企業や文化機関、自治体等への提言、コンサルティング、調査等を推進。2017年6月より現職。

第3セッション
<登壇者>

岡崎 広樹氏
  • 芝園団地自治会(埼玉県)事務局長
  • 岡﨑 広樹
Profile
埼玉県上尾市出身。1981年生まれの36歳。現在、芝園団地自治会事務局長。
2014年から川口芝園団地に住み始めて、自治会役員として地域の実情を知る中で、自治会だけでの地元づくりの限界を痛感。
住民自治を原則に地元内外の組織や外部の大学生と協力しつつ、外国人住民を交えて地元づくりをする「開かれた自治会構想」を推進している。
NPO法人ブラジル友の会(岐阜県) 金城ナヤラナツミ氏の写真
  • 特定非営利活動法人 ブラジル友の会(岐阜県)
  • 金城 ナヤラナツミ
Profile
5歳で来日。高校生の時から両親が結成した団体(ブラジル友の会の前身)が運営するブラジルにルーツを持つ子ども達のための放課後学習支援教室でボランティア活動に従事する。大学在学中に同学習支援教室に高校生の部を創設、コーディネーターを務める。2017年金城学院大学大学院社会学専攻修士課程で修士号を取得後、愛知県庁多文化共生推進室で多文化共生推進員として勤務し、日系ブラジル人高齢者、ブラジル人学校について現状調査等を行う。2018年より美濃加茂市の児童発達支援事業「エスペランサ美濃加茂」の立ち上げに務める。
NPO法人神戸定住外国人支援センター(兵庫県) フフデルゲル氏の写真
  • 特定非営利活動法人 神戸定住外国人支援センター(兵庫県)ゼネラルマネージャー
  • フフデルゲル(呼和德力根)
Profile
1981年中国・内モンゴル自治区バーリン生まれ。内モンゴル大学卒。2005年来日、国際語学学院で日本語を学ぶ。2010年神戸市外国語大学大学院修士課程を修了後、神戸定住外国人支援センターの活動に加わる。ヘルパー2級、介護福祉士、介護支援専門員の資格を持つ。現在、同センターにて居宅介護部門、中国残留邦人帰国者交流会などを担当する。

<モデレーター>

シンクタンクソフィアバンク代表 藤沢久美氏の写真
  • シンクタンク・ソフィアバンク代表 国際交流基金地球市民賞選考委員
  • 藤沢 久美
Profile
国内外の投資運用会社勤務を経て、1996年に日本初の投資信託評価会社を起業。1999年、同社を世界的格付け会社に売却後、2000年にシンクタンク・ソフィアバンクの設立に参画。現在、代表。政府各省の審議委員や日本証券業協会公益理事などの公職に加え、豊田通商など上場企業の社外取締役を兼務。1000社を超える経営者インタビューやダボス会議等を通じて、国内外の官民協働支援に取り組む。
近著は、『あの会社の新人は、なぜ育つのか』(ダイヤモンド社)。『すぐやる人の“超えてる”思考法』(三笠書房)など著書多数。

お問い合わせ

〒160-0004 東京都新宿区四谷4-4-1
国際交流基金地球市民賞 事務局担当
電話:03-5369-6075
ファックス:03-5369-6044
Eメール:chikyushimin@jpf.go.jp
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